広島県山県郡安芸大田町 深入山
Part5
(1,153.0m)・・・・


今の時期、夏と秋の花が入り混じった花の山

登山道からの深入山頂展望



今の時期、花も見られて面白い山という草原の山。しかし4日前に登ったというのにまたかと言うことになるのだが、これにはそれなのに訳があったのだが・・・
それに最近は山のレポートも書いていないし、この機会に皆さんにも忘れられないよう、たまにはアップしなくっちゃあということで今回のレポとなった。ただ、途中の写真をあまり撮っていなかったたので案内写真はレポでご勘弁を・・・

[いこいの村から山頂へ]
登山口はスキー場横の東登山口。昨日の大雨も止みまずまずの天気で登山口をあとに登山道に足を踏み込む。坂道になると、すぐにおっとっと・・・で、少し湿ったなめら状の足元はつるつるつるりんことすべり易い。

たった4日後だというのに結構花も変わっている。道なりに進むと苦手の階段が続くのだが、なんともこの段差は足幅が高すぎて「よっこらしょ」である。

それも樹木の下を過ぎるとややなだらかになり、まわりの草花を見ながらのんびりと登る。小さな小川のところでS字にターンしさらにジグザグに登っていくが道のまわりは登山者が歩き易いように草が刈られている。
う〜ん、これも良し悪し。せっかく見たかった花まで根元からスッパリと切り倒されている。刈る人はそんなことは考えてないのだろうから仕方ないか。

この山特有のヤナギタンポポがあちこちで見られる。コウゾリナも多いので遠目にはちょっと分かり難い。
ノダケのほとりにカワラボウフウも白い花をつけている。

やがて涼しい風が吹き抜ける1本松に到着。普通ならこの大きな木の下で一休みするところだがそのまま通過。
右のブナの樹林を見ながら真っ直ぐに山頂下の台地となっている「中の平」に道は続いている。夏は暑さで堪える。
ムラサキセンブリの葉もあちこちで見られるようになるが花にはまだ遠い。

中の平に着くと正面登山道と合流。この周辺の花を見て、山頂に向けて最後の急坂を暑さに堪えてながら登る。
先日はつぼみばかりだったボクチアザミも大分花を咲かせていた。

山頂は360度の大展望。山頂標識の周りには下から石を運んでくる運動をしているのか石がたくさん積まれていた。
今日は平日でだったからか出会った登山者にはたったの一人の静かな山だった。


東登山口(案内標識あり) 東登山道
正面登山道合流手前からの山頂展望 東登山道・正面登山道の合流する中の原
中の原から山頂への登山道 山頂への登りからの展望
・・・・・・・・・・
山頂三角点 山頂南側展望(左から十方山・恐羅漢山)
山頂北〜西側展望(左から臥龍山・掛頭猫山など)
山頂北〜西側展望(左から高岳・聖湖・八幡高原など)


[正面登山道をグランド北に下山]
山頂から往路を中の原まで下りそのまま真っ直ぐ進んで正面登山道に向けて下る。
登山道を外れて歩いているとカキランの終わったものが結構みられたが、あまり寄り道はせず本来の道に戻って再び中の平の台地に戻る。

ここから少し東に行ったところに群生していたキク科の花を、以前中国新聞社が出版した「花のアルバム」では「ミズギク」と記載されていたものは間違いとの話を聞いたので、現地で詳しく見てみることに。元々こんな水気のないところによくも群生したものと思ってはいたのだが。現地ではまだ残り花があり、よく見てみるとやはり「カセンソウ」のよう。ここでミズギクが見つかれば大発見だっただろうに・・・

フラワーロードの続くなか、今は少なくなったモリアザミもところどころで見られるもののまだ蕾も固い。
昔放牧が行われていた頃から以来久しいが、登山道をまっすぐ下っていくと当時の名残を残している鉄条網の柵の跡にでる。

道はここで右に曲がって下って行くのが本来の道であるが、10年くらい前まではここを左に曲がって急な道を谷に下って沢沿いに道が続いていたので今回はこちらの尾根に道をとることに。
少し行くと、大きな木のところで谷に急降下する道があってこれを苦労して下っていたが、なんと今はすっかりヤブと化し無くなったも同然。危険な道だったので閉鎖されたのであろうか。仕方ないのでそのまま尾根伝いに続く踏み跡を進む。

この道も途中からススキに埋もれて分かり難くなってきたので、左斜面のススキのなかを強引に谷にくだる。
沢沿いの道に下っても背丈ほどの草に覆われて道もよく分からないままススキをかき分けながら運動公園を目指す。しばらくで草丈も低くなるとやがてグランドに出る。

すぐに左の斜面についた踏み跡をたどり車道沿いに進み、一旦車道に下ってスキー場を横切って、登山口のいこいの村の駐車場に到着する。

天気予報とは裏腹に曇ったり晴れたりのまずまずの天気で、またまた楽しい深入山の花詣でをさせてもらった。
ルートの途中、花以外ほとんど写真を撮らなかったので周りの様子はここに掲載できなかったものの、この山はどこでも歩けるし皆さんもよく知っている山なのでまあ勘弁してもらおう。


正面登山道から中の原台地と山頂展望




 [ルート&タイム]

 東登山口(790m)
   ↓1:00
 中の平正面登山道合流(1,080m)
   ↓0:15
 深入山頂(1,105m)
   ↓0:10
 中の平東登山道分岐(1.080m)
   ↓0:20
 放牧柵跡正面登山道分岐(950m)
   ↓0:20
 運動公園(810m)
   ↓0:15
 東登山口(790m)

 (注)標高・所要時間は概略参考
   
植物観察をしながらの時間 
   なので参考にはなりません
 
   



この山のたち
・・・・・・・・・・
ツクシハギ マルバハギ
ツリガネニンジン ワレモコウ
コウゾリナ ヤナギタンポポ
カワラボウフウ ノダケ
シオガマギク ミヤマママコナ
クルマバナ オミナエシ
ホソバシュロソウ ウド
ハバヤマボクチ キクバヤマボクチ
・・・・・・・・・・
ボクチアザミ モリアザミ
キュウシュウコゴメグサ オケラ
フシグロ カセンソウ
オトギリソウ ヒキヨモギ
ヤマシロギク ヤマハッカ


2006. 9. 7