広島県大竹市
三倉岳〜瓦小屋山Part2
(701.8m) (663.8m)


2003.11.15
雨混じりの空の中、晩秋の装いのする三倉岳と瓦小屋山を歩いた稜線からの眺めは情緒あり

大栗林からの三倉岳展望



今日はグループでの山行である。すでにどこの山の紅葉もほぼ終わり、冬を待つ三倉岳から瓦小屋山への道を歩く。

空は怪しく今にも雨が落ちてきそうであるが、まずは三倉岳に向けてBコースを出発進行。
取付は言わずと知れたログハウス前の駐車場。Bコースからを登って、途中Aコースを辿り上の岳(朝日岳)・中の岳の鞍部を目指す。
6合目付近の休憩所でひと休み。燕山が眼前に望め登った一昨年を思い出す。
さらに、急な石段を登っていくとロッククライミングの練習場。今日は天候がいまひとつなのか岩場で岩登りに興じている人も見られない。
鞍部に着いたが、上の岳は展望もいまいちだし雨のことも考えて、こちらはパスし中の岳へと向かう。



登山口駐車場からの三倉岳
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石段の続く登山道 岩の多い登山道
ロッククライミング練習岩 中の岳の岩場
上の岳・中の岳鞍部


人が多いとクサリ場では結構時間がかかってしまうが、どうにか全員無事通過して中の岳山頂へ。
中の岳は三本槍の中でも最も眺めが良くて、西の下の岳(夕陽ケ岳)を眼前に見て、ほぼ360度の展望はなかなかのもの。遠くに見える山々をひとつづつ皆で確認し眺望を楽しんだ後、再びクサリを伝って尾根道に下る。
下の岳を右に回り込んで二箇所のクサリ場を登るとすぐに山頂だ。

三本槍で最も高い下の岳、展望もと期待しても周りの木が邪魔していまひとつだが、瓦小屋山への稜線はちょうど紅葉とともに一望できて素晴らしい。
南に延び出た岩まで行くと周りが広がって、ここからは中の岳から下の岳、そして周りの岩峰と南側から瓦小屋山への展望が開ける。ただこの岩には、「これから先キケン!」の標識のとおり自信のある人以外は遠慮した方がよい。
下を見ると切れ落ちた岩には少々背筋がゾクゾク。落ちたら第一巻の終わりだと思いながらも怖い物見たさにのぞき込む。
雨も落ちていないので、まずはここで昼の腹ごしらえをししばし休息。

雨の降らない内にと先を急ぎ、一旦鞍部に下るとAコースを辿ってログハウスへの分岐があるが、ここはまず三倉岳の三角点を目指して一旦樹林の中を登る。
山頂三角点は三本槍の岩峰と違って樹林に囲まれて展望は全くなく面白味は全くない。


中の岳山頂
中の岳から下の岳斜面と瓦小屋山展望
中の岳山頂からの南側展望(手前燕山、後方左から上下勝成山・大野権現山・河平連山・笠山)
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下の岳山頂の突き出た岩場 下の岳山頂の岩場
下の岳岩場からから中の岳の岩峰・上の岳展望
下の岳からのこれから行く瓦小屋山とその稜線
三倉岳山頂三角点


早々に瓦小屋山への縦走路に道をとるとやっと山道らしくなってくる。
当分の間は樹林の中を進むが途中から雨がポツリポツリと落ちてきた。約30分で再び展望が開けるとたくさん岩が積み重なった「灯籠岩」に着く。
普段ならその岩の上からは三倉岳と瓦小屋山を一望できる展望台なのだが、今日は雨のため少し霞んで眺めもいまひとつなので先を急ぐこととする。

しばらく尾根の南側の開けたところを歩くので気持ちが良い。下るに従ってすぐに樹林の中を鞍部に向けて下っていく。
鞍部には左に栗林に下る下山道が別れているが、これはやり過ごして再び樹林の中の登りにかかる。
途中ロープのある急坂を登ると開けた尾根に出て、振り返るとこれまで通った稜線が一望できる。
道は尾根に沿って登り、一旦ピークに登って下ると再び樹林の中に。
前方左の尾根になかなか形の良い兜のような岩と630mピークを見ながら登るようになるとしばらくで瓦小屋山の山頂三角点に到着する。
展望はいまひとつだが、西側の稜線と630mピークの眺めは最高で、眼下の周りの山々には雲がまだらにかかって雨後ならでの素晴らしい雰囲気と眺めを見せてくれている。


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灯籠岩から下の岳・中の岳展望 灯籠岩からの瓦小屋山展望
尾根道急登ロープ 尾根道から北側展望
尾根道ピークからの灯籠岩・三倉岳展望
尾根道から930mピーク展望
瓦小屋山頂三角点 瓦小屋山三角点から930mピーク展望
瓦小屋山三角点から西方面展望


一旦ロープのついた急な岩場を下って大岩の横を通って薄暗い樹林のなかの鞍部に下る。
再びピークに向け登るとピーク手前に道が左に下っているのが今日の下山道。しかし、その前にすぐ先のピークまで登って通称瓦小屋山頂を目指す。

630mピークは展望も少なく何の変哲もない小さな広場があるだけで、少し西に行くと展望が開けるのだが今日はパス。


930mピークへの尾根道から西側展望
930mピーク(通称:瓦小屋山頂)


下山は一旦分岐まで戻り右の下りに道を取る。樹林の中の急坂が続くので要注意。
しばらく下ると足下にはシダも多くなるがここから下山口までが結構長い。
木間から右や左の展望も時々望めるものの樹林の道はどこまでも続き、どんどん下っていくと次第に道は緩やかとなり、突然整備された送電線保守道に出る。
ここを左に折れてしばらく進むと民家のある大栗林の集落の登山口に出る。さらにバス停まで歩いて今日の山行を無事終える。
振り返ると麓を雲で負われた三倉岳と瓦小屋山への稜線が美しいシルエットで眺められ、何とも言えない雰囲気は最後にこの山を強く印象づけた。


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尾根道下山道分岐 尾根からの下山道
下山道右西側展望
下山道からの燕山方面展望
下山道からの栗林の集落展望
シダの多い下山道 タカノツメの紅葉
麓の大栗林からの三倉岳

「ルート&時間」は
 三倉岳〜瓦小屋山Part1 
を参照下さい 



山の
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イソノキ ヤブコウジ ナツハゼ
サカキ 狂い咲きのヤマツツジ ガマズミ