広島県広島市 呉婆々宇山 (682.2m)  
(水谷峡コース)


2003. 9.7


暑さには参った馴染みの山だが水谷峡から登って涼しい風の吹き抜ける尾根は最高の涼場だった

甲越峠東側からの呉婆々宇山東側遠望



今日は快晴だが暑くて不快指数は上がるばかり。
近場の安芸区畑賀町にある水谷峡の滝を見て、ここから呉婆々宇山に登って見ることにした。
水谷峡の登山口は場所が分かり難く、細い迷路のような道を行かねばならず、初めての人だとまず探すのに苦労するのではなかろうか。事前によく調べて訪問するのが良いだろう。
水谷峡自体はよく整備されており駐車場も完備しているので呉婆々宇山への穴場的ルートである。

まずは、渓谷に沿って沢沿いの道を登っていくと、水車のある敬老の広場を過ぎ、岩の多い足場を進むと高さ約8mを一筋になって流れ落ちる大正滝がある。
この左を通って進むと左に尾根コースとの分岐があるが、このコースは急登が続くので下山に利用することとして、真っ直ぐに渓谷を詰めていくと、すぐに観音滝がある。約20mと結構大きい滝である。
左岸に渡って進むと般若の滝。これも約10m弱はあるようだ。
再び右岸に渡ってさらに奥に行くと一旦沢から離れ左岸を高巻きして登ったところで再び沢沿いに出ると右に観音山分岐。前方右に素晴らしい観音岩の岩壁が望める。樹林を出たので直射日光を浴び暑さが身にしみる。
この辺りでは、今は花もほとんど見られなく植物の方はあまり期待できそうにないので周りの景色を楽しむことに。
周りの草も最近刈られたらしくきれいになっている。岩壁の下を通って進むんで沢を右岸に渡るがここにも滝がある。洗心乃滝とあるがあまり迫力もなくあまり滝らしくない。
沢を渡った所で道が二分。メインの真っ直ぐの道はビックリ岩などを通っていずれ道は一緒になるので右の小道の方を登る。
沢から離れて支尾根の樹林の中の急登が続く。一気に高度をかせぐがこの暑さでは結構しんどい。
展望が開けてエボシ岩上部を通り、さらに進むとビックリ岩方面と呉婆々宇山に続く尾根への道との三叉路に着く。ここは山頂に向けて道を取るところだが、ちょっとエボシ岩を見物に寄り道をして再び三叉路に戻って樹林の中の尾根への道を登る。雑木林の中の急登は風もなく暑く一番苦労するところである。
やがて、水分峡からの尾根道に合流。ここには立派な案内標識が立っている。

尾根を山頂に向けて右に道をとり、緩やかな登りを進むと左に岩屋観音分岐を過ぎる。さらに真っ直ぐ進むのだが山頂まではこれがまた結構距離がある。
広い大きな岩のあるところに着き周りが開ける。これがバクチ岩なるところで東から南の展望が開けて休憩にはもってこいの場所だが、今日は日なたは少々暑いのでここはパス。さらに登ると涼しい風が尾根を通り過ぎる。さっそくこの場所の日陰で休憩をとり昼食とする。
一息入れると元気百倍。少しペースを早めて山頂に向かう。最後の急登を過ぎて大きな反射板が左に見えると山頂もうすぐそこだ。
JRの中継所の右を通って少し登ると山頂に到着。樹林の中に二等三角点がたっている。
展望はないが、少し下った中継所横からは福田や可部方面の展望が開けている。

小休止の後、往路の尾根道を下山する。下りは快調なペースでどんどん進む。
尾根道には今の時期花は全くない。木々もアカマツ・コナラ・アセビ・コバノミツバツツジ・リョウブ・ヒサカキ・ソヨゴ・ウラジロノキ・ナツハゼ・ヤブツバキ・コシアブラ・タカノツメ等里山の雑木林の常連さん達だ。
尾根コースを下る予定なので、登りに使った水谷峡への道はやり過ごしそのままどんどん下る。ビックリ岩・休憩所への分岐も越え、学校林コースも横眼で見て、更に道は急な坂道となって、ロープの付いた急坂を下ると立派な林道に出る。

この真新しい林道がまだない時にはこの途中から左に水谷峡への下山道があったが、今は無くなっているので林道を左に道をとり少し下ったところから左に小道が分かれているところを入ると休憩所への道がありこれを下る。何のことはない尾根の途中の休憩所分岐を下ればこの道に合流したのだ。
休憩所には立派な東屋があり眺めも良くてひと休みにはもってこいの場所でしばし休息をとる。
ここで道は三叉路となっているが、真っ直ぐ行くと笹ケ峠なので、ここは左の水谷峡への道をとる。
進むに従い道は岩場や急な坂が多くなり、雨後などは滑り易くて注意が必要である。やはり、このコースは下りに使うのが正解だったようだ。
この道を下ったところは水谷峡の観音滝下流で往路に通った渓谷道に合流。大正滝を経て登山口に下る。

今日は暑さのため汗もビッショリ。絞れば滴が落ちそうなくらい汗をかいてしまったので早々に着替えをして帰途につく。あ〜、昨日からよく遊ばしてもらったよ・・・



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駐車場からの水谷峡入口 墓場横の憩いの森入口標識
ネズミモチの実 唯一の木の花キズタ
水谷峡の沢に出るまでの遊歩道 水谷峡の沢にでると岩が多くなる
道端にはヤマジノホトトギスもまだたくさん咲いている 沢のほとりにはミズタビラコも多い
最初の滝は8mの大正滝 次の滝は20mを3条となって流れる観音滝
沢沿いの道を更に進む 日当たりの良い草原に出るとサワヒヨドリが
こんなものしか咲いてない、イヌトウバナ 雑草と言えど花、アキノタムラソウ
沢から離れて巻いて登ると観音山への道が右に分岐 前方右に観音岩の岸壁が見えてくる
観音岩の岸壁 エボシ岩上部を通過
エボシ岩の展望
エボシ岩・ビックリ岩・呉婆々宇山への尾根への三叉路 まずは尾根に向けて岩の多い樹林の中に
水分峡からの呉婆々宇山への尾根道に合流 尾根道には所々岩も
左に岩屋観音分岐あり、ここは真っ直ぐに 樹林の中の尾根道
大きなバクチ岩は素晴らしい展望台
バクチ岩からの鉾取山系・日浦山・絵下山・広島市街地等東側から南側方面の展望
タカノツメの実 ナツハゼの実も黒く色づいている
山頂は樹林の中で展望はない 山頂二等三角点
山頂を少し下った無線局横からは福田・壁方面の展望が開ける 尾根道の下りは登りよりもっと先を下るのでさらに先に進む
尾根道は一旦林道に出るのでここは左に 嫌われ者の林道沿いのクサギもよく見るときれい
休憩所からの東側安芸中野方面展望 下山道から見た休憩所
尾根コースの下山道も最初は広々としている 少しずつ急な坂道に
急坂が続く下山道 やっとこさ尾根コースから登りに通った渓谷コースに合流



 [ルート&時間]

 登山口駐車場(215m)
  ↓0:10
 大正滝(280m)
  ↓0:02
 尾根コース分岐(300m)
  ↓0:15
 観音山コース分岐(380m)
  ↓0:10
 ビックリ岩・エボシ岩コース分岐(500m)  
  ↓0:15
 ビックリ岩・尾根分岐(400m)
  ↓0:15
 尾根道合流(570m)
  ↓0:15
 バクチ岩(620m)
  ↓0:15
 呉婆々宇山頂(682.2m)
  ↓0:45
 林道(510m)
  ↓0:10
 林道・休憩小屋分岐(430m)
  ↓0:03
 休憩小屋(460m)
  ↓0:15
 水谷峡300(m)
  ↓0:10
 登山口駐車場(215m)


 (注)時間・標高は参考