広島県東城町 多飯ケ辻山 (1,040.3m)
Part3

2003. 4.15


雨の中の登山となってせっかくの展望は全くなくがっかりの一日

植林の登山道のダンコウバイ



なぜ同じ山に続けて登るのか。実は、前回は下見、今日が本番でグループでの山登りというわけであった。
天気予報とは裏腹に雨が止むのを予想して出発したのは良いがなかなか止まない。
とうとう登山口についても次第に雨はひどくなる一方である。仕方なく傘をさしての山登りと相なった。
急な登山道は滑り易く歩き難い。杉の樹林の続く山道はガスがかかって遠くの木々は墨絵の世界で雨さえ落ちなければムードは満点。
2週間前に登った時にはまさに花ひとつ咲いていなかったが、今日は登山口にシキミが雨に濡れて咲いていた。そして登山道沿いのアブラチャン・ダンコウバイがちょうど見頃と咲いており味気ない植林の中に次々と黄色い花を見せてくれ火が灯っているようで心がなごむ。
急登が終わって横移動の道に着いて休息。ちょっと登山道と反対方向に散歩に行ってみた。登山道が見えなくなった向こうには、なんと鳥居と祠があるではないか。こんな所にも昔の人々の足跡が残っていた。
お宮への道の雪はすっかり溶けていた。大仙神社は以前と変わらぬ姿で建っている。
山頂周辺の雪も全くなくなってはいたが、期待していた花の時期にはまだ遠かった。山頂手前のツルシキミにはつぼみがついていたもののまだまだ固い。
山頂に到着したが、残念ながら山頂からの180度の眺めもガスに包まれて全くなくがっかり。
仕方がないので今後のために山頂周辺を歩き回って見たが、春の気配は未だ感じられなかった。
復路は前回と同様、塩原への道をとる。
急坂の連続は滑り易くて、多くの人がスッテンコロリンし苦労するがなんとか無事通過。
林道に下ると少し少し暖かいのか春の気配を感じる。
フキノトウは既に花を開ききって食用にはちょっと遅い。おっとオヒョウと思われる花もあるぞ。ヤナギの親戚のイヌコリヤナギ?ヤマヤナギ?が花をつけている。ウグイスカグラは一番花を開いていた。キブシ・ダンコウバイはもう至る所で今が盛り。
下山時にはすでに雨はやんでいたが、展望が眺められるまでに雲は上がっていない。ああ、今日はついていない一日であった。

帰りにちょっと花が見られなかった腹いせではないが、わずか40分たらずだが上帝釈に寄り道をした。
スズシロソウは今が盛りと咲いている。キバナノアマナ・ヒトリシズカ・カテンソウ・ヤマアイ・チョウジザクラ・ニリンソウ・イチリンソウ等が花をつけていた。
ちょっと入口付近をかいま見ただけであったが、やはり帝釈峡は花の宝庫だった。



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沢沿いの登山道 ダンコウバイも多く登山道にも黄色が多い
いつもならササで覆われているはずが・・・ 横移動の道を南側に少し行くと鳥居と祠があって、びっくり
植林の登山道もガスがかかっていい雰囲気 山頂も周りはガス
山頂東側には岩が多い 山頂の展望は全くなし
急な植林の中の下山道はよく滑る 最後までガスに覆われた登山でした

ルート&時間等は「多飯ケ辻山Part2」をご覧ください



山の花
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登山口のシキミ ダンコウバイは火が灯ったよう
一番多かったダンコウバイ
キブシも多い ウグイスカグラは一番花
オヒョウのようだ サイコクキツネヤナギ



ちょっと寄り道*上帝釈峡の花
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キバナノアマナ チョウジザクラ
ヒトリシズカ
スズシロソウ カテンソウ
ネコノメソウ ニリンソウ