山口県光市 峨嵋山 (116.9m) 
Part 2

室積半島に七つの峰が連なる自然林で覆われた山、この半島の東半分を歩く

峨嵋山展望



光市の市街地の南西に飛び出た室積半島の突端。最高峰116.9mの山頂を中心に7峰がそびえるのが峨嵋山である。
この山は自然も豊富で自然研究路もよく整備されており、今年二月に続き再度登ってみた。

今日も天気がよく登山日和である。
前回と出発点は同じだが、この時は植物を詳しく観察しながら時間をかけて西側半分を歩いたが、今回は山歩きの気分で急ぎ足で東半分を歩いてみた。

〔杵崎神社から峨嵋山山頂へ〕
杵崎神社までは先日と同じルートをとり、普賢寺の駐車場脇から右に少し進んだ鳥居から常緑樹林のなかを登る。周りの植物を見ながら歩いても10分もあれば峨嵋山連峰の中間部の鞍部にある杵崎神社に楽に到着する。
南側は開けているが眺めはそれほど良いとは言えない。

神社にお参りし、広場の左にある急な東側の尾根道を登る。
じぐざぐの急坂だが観察路と言っているだけにちゃんと舗装されて楽に登ることができ、約5分で尾根道にに出る。ここを左に曲がれば前方が開けて山頂に到着だ。

この連峰最高峰の峨嵋山山頂には三角点と大きな秩父宮殿下登頂記念碑、少し離れてお地蔵さんが建っている。西側の木は刈られて昔は展望も良かったようだが、今は周りの木々も大きくなって申し訳程度の眺めであまり良いとはいえない。


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普賢寺の駐車場登山口を少し右に進むと鳥居が 常緑樹林で覆われた中を登り杵崎神社のある鞍部へ
急なジグザグの道が続く 尾根の三叉路、左に曲がると山頂
山頂到着、展望はわずか、手前に地蔵さんが 山頂には三角点と秩父宮殿下登頂記念碑が


〔峨嵋山山頂から護国神社取付へ下山〕
山頂から尾根伝いに象鼻ケ岬に向けて道をとる。
深い常緑樹林で覆われたなかをしぱらくは緩やかな登り下りの平坦な尾根道が続くが、すぐにジグザグの下りとなる。

急な坂道でないところは未舗装の道となっており落ち葉を踏みしめながら歩くのも気持ちがよい。所々で明るくなったところがありネジキキの白い花がちょうど盛りで美しい。
歩きやすいがほとんど展望はなく似たような雰囲気のなかを下り、鞍部から登って行くと最初のピークに到着。

松の木が多い明るい樹林に囲まれたなかに広場がある。ここには「象鼻ケ岬」と書いた案内板と「普賢菩薩」と書かれた石碑とお地蔵さんが鎮座している。

再び下っては上りを繰り返しながら観察路を進むと、久しぶりに展望が開け北の象鼻ケ岬と光市の山々が一望。さらに進むと南側の瀬戸の海が目には入る。

下るにつれて再び樹林の中の道となり案内板のある薄暗い三叉路に出る。
ここから左に下ると山口大付属小・中学校前に下山。右に道をとると尾根伝いに護国神社に向かうとのこと。

護国神社側に道をとり、登っていくと周りが開けて振り返ると峨嵋山山頂が良く見える。そして着いた最後のピークにも広場があり、「日和山跡」との案内柱が建っている。
こんなところに跡とは?一体どのようなところだったとこころなのかよく分からなかった。

ここからは下るにつれて樹林に入るが、少し行くと前方に象鼻ケ岬と南側の瀬戸の海が開け眺めを楽しむことができる。

こんもりとした樹林のなかに護国神社はあり、観察路からは本殿の裏から境内に入る。
なかなか見応えのある立派な神社だ。
建てられた当初は維新の志士来島又兵衛外79柱の神霊を祀っていたそうだが、元治元年(1864年)の下関砲撃事件の戦死者を、また同年7月19日蛤御門の変の戦死者又はこれに連座した志士の神霊も合祀しされていた。その後さらに戦役の郷土出身戦没者も合祀されて現在に至っているようだ。

そのまま山門をしばらく下ると周りも開けて海岸沿いの市道に架けられた赤い陸橋を渡り海岸沿いの象鼻ケ岬への道と合流した三叉路にでる。


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樹林で覆われた道が続く 下って登ると象鼻ケ岬とありお地蔵さんがすぐそばに
少し下って小ピークは遊歩道 大きくジグザグに下る
途中、尾根道からは象鼻ケが眺められる 少し移動すると南側の海も
尾根の左斜面を下っていくと左登山口、右熊野神社の三叉路 最後の上りから振り返ると山頂が
着いたピークの広場には日和山跡とある 下りの観察路
峨嵋山護国神社に 少し下ると護国神社の入口で象鼻ケ岬への道との三叉路


〔象鼻ケ岬・鼓ケ浦から登山口へ〕
護国神社を下った三叉路から左に象鼻ケ岬への道をとる。すぐに岬手前の広場に出て松林がひろがっているが、鼓ケ浦の展望岩に向かうため右の樹林で覆われた観察路への道をとる。少し登って海が見えるところで、案内板にしたがって左の展望岩に向けて登る。

岩の上は歩き難いが、周りが開けて島々も見渡せて最高の眺めである。
光の市街地や周りの山々から牛島・周防大島をはじめ瀬戸内海も一望。峨嵋山連峰の南海岸は断崖に囲まれてあまり目にすることができなかったが、その一端も見ることもできた。

象鼻ケ岬の先端には室積台場と太子堂があるのでこの後行って見ようかとも思っていたが、出発が遅かったためあまり時間もなくなったのでこれは省略した。
眺めを堪能したあとは一旦海岸沿いにくだり、住宅地の中を歩いて普賢寺の駐車場まで帰った。

今日は山では全く会う人もなく一人旅。自由きままに気持ちの良い楽しい散策ができた。
四季折々来て見るとまた面白いのではないかと思う。


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象鼻ケ岬口 太鼓ケ浦の展望岩
展望岩から半島南側海岸線展望 展望岩から北側展望
展望岩から北東の眺め (右から千坊山・大峰峠・白石山、中室積市街地、手前象鼻ケ岬など)
展望岩から北東の眺め (左から白石山・太平山・梶取岬・馬島・佐合島・牛島など)




 [ルート&タイム]

 普賢寺駐車場登山口(5m)
  ↓0:10
 杵崎神社(55m)
  ↓0:10
 峨嵋山山頂(116.9m)
  ↓0:15
 象ケ鼻岬地蔵ピーク(75m)
  ↓0:10

 護国神社分岐(45m)
  ↓0:10
 日和山城跡ピーク(62m)
  ↓0:10
 護国神社(40m)
  ↓0:03

 護国神社入口(10m)
  ↓0:10
 展望岩(20m)
  ↓0:35
 
普賢寺駐車場登山口(5m)

 (注)標高・所要時間は概略参考 
   (今回は植物を見ながらの時間です〕

    


草・木の花・果実
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ツルコウジ コバノタツナミ
ハマウド コナスビ
トキワツユクサ ネズミモチ
ネジキ イヌビワ


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2012. 6.10