楽しい四季の花観察


   
− 1,339m −


広島で山に登る人で知らない者はいない、広島の名山だ!

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吉和冠山の概要

吉和村から見ると西側に特徴のある冠の形をした山がみられるのですぐそれと分かる。
広島周辺の山に登る人でこの山を知らない人はニセモノと言われるくらい知られた山である。

冠山は2度の噴火によってできた山で、冠高原をはじめとする玄武岩の周囲の山々の溶岩台地に、再度の噴火で安山岩の溶岩の冠山ができたという。
昔は相当深い原生林だったそうであるが、今は周囲の伐採や植林が進み結構人の手がはいって原生林も少なくなったようだ。
植生も豊かで四季折々に色々な草木の花々を楽しむことができる。
とはいえ、それでもまだまだ一般の人が入っていないところも多く、一般登山道に飽きたら少し外れて色々と歩いてみたい。


登山ルートとしては、最も楽で一番よく登られているのが潮原からのウシオ谷からクルソン谷コース。沢沿いが中心で植生もユタがでバライティに富んでいる。この山で有名なニシノヤマタイミンガサ大群落も見られる。

このバリエーションルートが平成8年の広島国体のために整備された国体コースだが、潮原登山口から入ったとたんなが〜い急な階段は少々厳しい。小ピークの三角点から主尾根への開けた低い雑木の中の道から東方面と稜線が望めるのと、途中のピークから目前にクルソン仏岩が、遠くに冠山が望めるのが唯一の展望だが、この道はクルソン岩を下ったところでウシオ谷コースと合流する。 尾根に沿って歩くので変化には乏しいもののあまり人に会わないのがいい。

もう一方の主流は、冠高原の松ノ木峠コース。いくつものピークを超えながら急なアップ・ダウウンの多い稜線ルート。雑木林から原生林まで広葉落葉樹が多いので秋は見事。展望といえる所は途中のピークにただ一カ所南から西方面が開けている。
初夏には途中イチヤクソウの群落が見られ、ナツツバキも多い。

寂地山とともに登られているのが寂地山コース。寂地峡からご存じ寂地山頂を尾根伝いに東に進み、松ノ木コースの逆から西冠山を経て山頂を目指す。春にはカタクリいっぱいのコースである。
他に中津谷渓谷から冠山北側の林道をつめる小川コースもあるがこれを歩く人は少ないようだ。
山慣れした人向きにはバリエーションも広そうだが主な登山口はこの四つか。

山頂は一等三角点だが展望は少し北に行った断崖の上から北方面の一大展望が開ける。十方山・恐羅漢山・大神ケ岳等の山々を一望できる最高の展望台があるのでぜひ立ち寄ろう。
山頂周辺はカタクリとともにサラサドウダン等珍しい植物も多くいつ来ても楽しめる山である。残念ながら、カタクリとオオヤマレンゲのシーズンは街の雑踏並の人手にはまったく登る気がしないのは自分だけか・・・

この素晴らしい、この山で見た四季の花々を紹介しよう。
ルートの詳細は種々のガイドブックに紹介してあるので、省略するのでそちらを見てほしい。

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