戸河内の太田川沿いの道
H17. 5.28




サイハイラン

夏も目前の5月最後の土曜日、天気は良すぎて少々暑い。
最近あまり自然の中に出歩かなくなって久しいが、たまには気分転換にと戸河内の観察会に足を運ぶ。
太田川に沿ったこの辺りはすでに木々は濃い緑に変わり、はや夏を感じさせる眺めである。川の中を覗いて見るとハエやアユ等がたくさん泳いでいる。

川沿いの広場に車を停めてさあ出発。目の前の雑木林にはウツギ・コガクウツギの白い花ヤブウツギの濃紅の花が入り乱れて咲いている。もうこんな時期になったのだと改めて実感する。

山の斜面に沿った道を歩き始めるとすぐ目についたのがユキノシタ。石垣にたくさんの白い小さな花をつけて群がっている。
その上のササの中にはサイハイランだ。仲良く3本並んでちょうど満開である。少し歩いて見ると他にもポツリポツリとこの花が目に入る。
おっと石垣に目を戻すと三枚の葉をつけたのはミツバベンケイソウ。あちらこちらにたくさんあるがまだ花の時期にはちょっと早い。その時にもう一度訪れて見なくては。

真っ赤なクサイチゴやヘビイチゴ、橙色のナガバノモミジイチゴとなかなか美味しそう。
人の臭いのする辺りにはカスマグサ、カラスノエンドウ、スズメノエンドウと良く似た仲間が一同に。なるほどこの違いがよく分かる。そして、キュウリグサもよく見ると意外と綺麗だ。

コガクウツギの両性花だけが綺麗な花をつけて残っている。初めは「こりゃあなじゃ」とびっくりこんだったが良く見るとコガクウツギ。

しばらく行くとなんと斜面一面のシライトソウの大群落。こんなに多くのシライトソウが群生しているのを見たのは初めてだったので驚いた。これも今の時期だから分かったのだが花がないとショウジョウバカマやノギランと区別がつけ難かったであろう。
そして足下にはコバタツナミが群れて青い花を咲かせていた。

青空のもとしばしの散策を終え出発点に戻った時には陽はちょうど頭の上に来てすでに初夏の暑さであった。

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アオマムシグサ ユキノシタ
キュウリグサ ヤマガシュウ
シジバリ オニタビコ
カスマグサ カラスノエンドウ
スズメノエンドウ クマノミズキ
クサノオウ ヤマハタザオ
ノイバラ イボタノキ
ヤブニンジン ミツバベンケイソウ
コガクウツギ 両性花だけを良く見るとこれもなかなか美しい
シライトソウの群落
コバタツナミ エビガライチゴ
オオナルコユリ ヤマグワ
ハナイカダ雌花
ヒメレンゲ ナツグミ
ヘビイチゴ ミヤマナルコユリ
スイカズラ ヤブウツギ
コアジサイ ウツギ
オオバアサガラ
 


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