世羅台地のため池
H21.8.28




サギソウ

広島県中央部の世羅台地は大きな山が少なく川もあまりない。このため古くから灌がいなどのためにため池が至るところにつくられている。
このため池の周辺や湿地などでは夏の暑い時期から秋にかけて多くの植物が見られてこれを観察して歩くのも面白い。

まずはそのひとつ山間にあるため池に行って見た。
池沿いの湿地までの道のりでは、トゲを逆立てた嫌われ者のワルナスビが群生しているが寄り付きがたい。また、よく似たヒヨドリジョウゴやヤマホロシもあちこちで花を咲かせている。雑草だがよく見ると結構きれいなキツネノマゴも多い。

湿地に行って見ると、ヒメシロネ、ミズタマソウ、ヌマトラノオ、ヌマガヤ、ミズオトギリ、ヌスビトハギなどが群生している。ミズオトギリは夕方にならないと花を咲かせないので花びらは閉じたままなのは残念である。

池沿いの周りの遊歩道を歩いて見たもののあまり変ったものはない。ちょうどナツハゼの実が美味しそうに赤く染まっていたのでちょっと頂いてみたがまずまずの味であった。

ため池
・・・
ワルナスビ ヒヨドリバナ
ヤマホロシ キツネノマゴ
ヒメシロネ ミズタマソウ
ヌマトラノオ ヌマガヤ
ミズオトギリ ヌスビトハギ
ミヤジマママコナ コバギボウシ
コシアブラ ナツハゼ

少し移動して別の湿地の植物を歩いて見る。
水辺は色々なトンボが飛び交って秋が近づいているのを感じさせる。
ナツアカネ、マユタテアカネ、ノシメアカネ、ハッチョウトンボ、イトトンボなどあまり見ないものもここでは見られた。

湿地では可愛いタヌキモやミミカキグサの仲間がちょうど満開。黄色や紫色の花のジュータンを敷き詰めたようだ。
あまり目にすることのないキクモやミズオオバコ、なども花を咲かせていた。そしてサギソウも・・・
ため池のなかでは、コウホネの仲間も見られて花も十分満喫した一日であった。

帰り道の道中でも少し花を見ながら寄り道をしたが、この時期はやはりため池が楽しい!

トンボ・トンボ〜
ナツアカネ マユタテアカネ
ハッチョウトンボ
ノシメアカネ イトトンボ

ノタヌキモ イヌタヌキモ
ミミカキグサ ホザキノミミカキグサ
サワオトギリ ヘラオモダカ
キクモ ミズオオバコ
アカバナ ヤナギタデ
コウホネ オグラコウホネ

寄り道 
ミズギボウシ ノギラン
キセルアザミ ガマ
ナンバンギセル
ウメモドキ コガンピ
 


-目次-