花は端境期の宮島散策
H21. 6.14





連絡船からの宮島

すでにこの地方では梅雨に入ったというのに、朝起きて見ると素晴らしい青空が広がっている。すでに10時を過ぎたが、これと言ってぜひと言ったところもなかったので、時間のことも考えてこの時期訪れたことがない宮島を少し歩いて見ることとする。

貴重な植物が多くいつ歩いても楽しいこの島だが、さすが今の時期は春の花と夏の花との端境期で実となったものや蕾は結構目にするが花となると少々寂しい。
遊歩道を歩きはじめて最初に目に入った花が白いネジキである。歩いているとあちこちとたくさん見られる。少し遅いがそれでもまだ十分見るに耐えるたくさんの花が咲いている。
この地に多いヤマモモは実も真っ赤に熟れて美味しそう。ひとつ頂戴してみると味はなかなかのものだった。
実となっているものといえばタイミンタチバナも多い。ウラジロマタタビも立派な実だが、コウヤミズキは気持ち悪いような実をたくさんつけている。
リョウブは未だ蕾で花はこれから。アカメガシワはちょうど満開だった。
低山に多いクマノミズキはすでに花はほとんど落ちているが所々で少し残っているところも。

蒸し暑いので上り下りの多い陽ざしの厳しい舗装道は少々厳しい。
宮島の中心部周辺は日曜日とあってひどい混雑であったが、少し離れると訪れる人もおらず船の通り過ぎる音くらいしか聞こえない。
すでに昼も過ぎたので海岸の砂浜の日陰におりて弁当を食べる。

・・・
ヤマモモ タイミンタチバナ
ネジキ リョウブ
アカメガシワ ウラジロマタタビ
コウヤミズキ クマノミズキ
暑い暑い道のり

お腹が満腹になったので、さらに進むとムラサキシキブとコムラサキに花が。やっとこさネジキ以外の花に出会える。
その他、花といえばネズミモチ、テイカカズラの残り花とヤブニッケイくらいしか見られなかった。

トサムラサキやトキワガキなどはまだ蕾も固い。カンコノキもすでに実となっている。
広島県ではこの島以外ではあまり見られないカンザブロウノキが蕾をたくさんつけているのがよく目につくようになるが、高いところなので少々見ずらい。8月になると白い花をつけるのでまた見たすものだ。
最後にいつ来ても花の盛期を見ることができなかったイワタイゲキを見るが、今回もすで花も終わりに近づいていたがなんとか残り花をみることができた。

今日は暑さに少々くたびれたので早々に往路を帰る。やはり花は少なかったが、気持ちのよい1日だっので良しとしておこう。
瀬戸内海展望
コムラサキ カンコノキ
トサムラサキ ネズミモチ
テイカカズラ トキワガキ
観察路
ヤブニッケイ カンザブロウノキ
ハンノキ モッコク
ニガイチゴ イワタイゲキ
砂浜を覆うハマゴウの群落
 


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