春も遅い備北の山
H21. 5.10





岩樋山遠望

今年の広島地方の暑さは異常ともいえる今日この頃であるが、今日もそれにたがわず朝からすでに29度を指している。
昨年秋からほとんど山らしい山に登っていなかったが、久しぶりに植物を観察しながら登れる簡単な山ということで備北の岩樋山に行ってみることにした。
一路北に向けて車を走らせて、まわりの景色を楽しみながらのロングドライブ。道後山の山の家の駐車場に車をおく。

麓ではすでにツツジも終わりにちかずいて、オトコヨウソメやイボタノキ・ナルコユリなどの白い花が目につく。例年とは違い早いペースで花も咲いているようだ。

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オトコヨウソメ イボタノキ
ダイセンミツバツツジ タチツボスミレ

山の家から岩樋山山頂へ
道後山山の家の駐車場に車をとめて、月見が丘への舗装された道を歩きはじめる。
このあたりの高さになると草木の様相も少し変って季節も逆もどり。スミレやタチカメバソウ、ヤナギ、コナラ、ウリハダカエデなどがたくさん花を咲かせている。
このあたりに多いヤマシャクヤクもちょうど花を咲かせて歓迎してくれた。
そうこうしているうちに月見が丘駐車場に到着。まわりの木々も緑色の葉にはまだ遠そう。天気のよい休日とあって登山者も多いようだ。

下草が刈られ管理・整備された山
バッコヤナギ アズキナシ
ゴマギ ジュウニキランソウ
タンナサワフタギ ツボスミレ
オオタチツボスミレ サワハコベ
ヤマシャクヤク
イヌザンショウ ウリハダカエデ
ミヤマニガイチゴ ソビバナナカマド
オノエヤナギ アケボノボスミレ
ツクバネソウ コナラ
比婆山連峰展望
大飯ケ辻山展望

月見が丘から岩樋山頂
月見が丘からは道も舗装が終わり車もここまで。やはり土の道が歩きやすく自分には合っている。
まわりも木々に囲まれた雑木林となり森林浴満点。
しばらく平坦な道が続き右手に水の流れている湿地が続き、タチカメバソウやボタンネコノメソウの仲間がたくさん咲いている。
少し登りにかかると道も狭く山登りらしくなり、少し登ると周りが開けて東屋のある展望台に到着。眼下手前に月見が丘から前方に猫山が一望できる。遠くは少しかすんでいるが、左に大飯ケ辻山から右に福田頭・比婆山山塊もよく見える。

しばし眺めを満喫して岩樋山への登りにかかる。すぐに岩樋山をバイパスして道後山に向かう道を右に分けて、まっすぐ岩樋山への坂道を登っていく。花はあまり見られないが、足元に美しい黄色が目立つダイセンキスミレが目に付く。
周りが広がって草原にでると、これまた暑さが一段と厳しくなってくる。
ミツバツチグリやフモトスミレが所々で目にはいる。アカモノの葉が見られるようになると山頂も近い。
山頂付近にはシラタマノキもあったが、その花が見られるにはまだ早く、実や花がついていないと一見してアカモノとの区別はよく見ないと難しい。

この山頂からの360度の展望も中々のもの。遠くは三瓶山や大山も望めることができる。
北側に広がる道後山の勇姿も素晴らしい。

月見が丘から岩樋山展望
ズミ ニオイタチツボスミレ
フデリンドウ タチカメバソウ
フウロケマン ボタンネコノメソウの仲間
ダイセンヤナギ ダイセンキスミレ
フモトスミレ ミツバツチグリ
岩樋山頂より猫山展望
岩樋山頂より道後山展望


道後山との鞍部を通って下山
今日は植物を観察目的としているので、お隣の道後山はパス。鞍部までは道後山を見ながら岩の多い草原の斜面を下り、鞍部で左に道をとってバイパス道を往路と合流し山の家まで下山した。

バイパス道は二次林の雑木林で木もあまり大きくない。

シラタマノキ アカモノ
ヤマハンノキ ウスノキ
 


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