ヤドリギの仲間達
H20.11〜H21. 2






ヤドリギはブナ、ミズナラ、エノキ、クリなどの落葉樹の大木に寄生し、宿主の幹に楔型に根を食い込ませて栄養や水分を横取りしている寄生植物のひとつである。
広島県ではこの仲間にはマツグミやヒノキバヤドリなど色々なものが見られるが、今回は広島県北部に自生しているヤドリギ、アカミヤドリギ、ホザキヤドリギの3種類のヤドリギを秋と冬の様子を中心にとりあげてみた。
初春に花を咲かせるが秋から冬にかけてこの実が目立つ時期で、これを見て歩くのもまた楽しい。

<ヤドリギ>
一般によく見られるのがヤドリギだ。中国山地に行くとあちこちで目にする。
秋に見た実は冬になってもその姿は変わっていない。

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11月
2月になってもその姿はあまり変りばえがしない

<アカミヤドリギ>
姿形はヤドリギと同じであるが、この実は11月頃から少しづつ赤く色づいてくる。冬になると綺麗な赤い実が雪の積もった周辺の景色のなかでひときわ映えてよく目立つ。jまるで雪のなかに真っ赤な火が灯ったようだ。

11月、少し赤味がかかってきたか
2月、赤く色づいている

<ホザキヤドリギ>
ヤドリギに比べてやや黄色い実を穂のようにつけており何とかヤドリギと区別できるが、12月になると葉を落とすのでこれを見ると違いはよく分かる。冬になると実だけが残って寒そうな姿に変身する。
本来北方系なので東日本などではよく見られるようであるが県内ではほとんど見かけることがない。とはいえ広島県ではこれ以外の場所でも確認されているそうである。

11月、黄色でまだ葉はちゃんと残っておりヤドリギとあまり変らない
2月、葉はすっかり落ちてヤドリギとの違いは歴然となる
 


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