加茂台地ため池
H19.8.26





ため池

このところ暑い日が続いているので遠出はしたくない。ということで加茂台地のため池のひとつを訪れてみた。
この周辺には大小2,000はあると言われているため池があり、色々な貴重な植物や生き物も生息している。その目的によってとごに行けば良いかを調べて行動しないとなかなか見つからないのも確かだが、何でも良いと言う人は一つづつ歩いて見ると、また新しい発見があるのではないかと思う。

ということで、環境庁の絶滅危惧種U類に指定されているという、ベニオグラコウホネを探してみることとした。
オグラコウホネとは、現在は干拓によって消えた京都府南部のオグラ(小椋)池で最初に発見されたことから命名された絶滅危惧種だ。そしてベニオグラコウホネは東広島市と高知県奥田川でしか見られないという貴重なもので、雌しべの柱頭が赤いオグラコウホネの変種である。オゼコウホネに似ているが、さらに個体数が少ない。

コウホネ属の水草は観賞用としてもよく栽培されているが、太くて白い地下茎を骨に見立ててこの名がつけられている。
長い花柄を水面より長く伸ばし、黄色の花を上向きに1個ずつつける。花弁のように見えるのはがく片で5個あり、花が終わると緑色に変わる。

さて、この花が咲いているため池はいずこ、と車一台がやっと通れる道をはいり、途中から歩いてため池まで行ったが、今年は日照りが続いていたこともあってため池の水量もいつもより少ない。
咲いてくれることを願って花はと探していると・・・あった!、までは良かったが、池の縁から少し遠いところしか花が咲いていない。仕方なく少し離れた高いところから望遠で撮ったものがこの写真である。やはりこの花のポイントは赤色の柱頭盤。黄色いがく片が立つているので中が見え難く苦労する。

ベニオグラコウホネ

目的の花を写したらひと安心。近くのため池で満開のスイレンを楽しんで帰る。まわりにはたくさんのコバギボウシが花を開き、ツリガネニンジンが開花を待っていた。
ちょっと歩いただけなのに、何とも汗のしたたり落ちる暑さには、参ったの一言である。

スイレン
 


-目次-