H18. 4.23




神龍湖と周辺の台地

広島県北部の庄原市東城町にある帝釈峡。石灰岩のこの広大な台地周辺にはこの地特有の多くの植物が四季を通じて楽しめる。
広葉落葉樹は未だ緑は少なく殆ど枯葉状態のこの時期だが帝釈峡の下流域下帝釈の一部を歩いて見た。
最近の雨や雪の被害はこの地にも大きく影響しているようだ。岩の多いこの地域だけに崩壊も年毎に増えて歩ける範囲も少しづつ狭まってきているようだ。

木本植物で花が見られたのは今が盛りと咲いていたのがサクラ。植裁されているエドヒガンザクラはちょうど満開であるが山のチョウジザクラはすでに末期。花の早いヤマヤナギ・ウグイスカグラ・ダンコウバイ・キブシ・クサギなどはちょうど見頃。そしてこの地特有のチョウセンヒメツゲ・イワシデ・ヤブサンザシ・ヤマトレンギョウなどの花もちょうど見られた。

草本植物は初春の花が盛りで足下に彩りを添えて美しい。
早春の定番のスミレは種類も多い。期待していたイブキスミレ・ヒナスミレは花が見られたがケマルバスミレは残念ながら葉のみだった。
谷沿いではニリンソウやスズシロソウは今が盛りと白い絨毯をひいたよう。もう見られないかと思っていたカタクリやケスハマソウは残り花程度がやっと目に。代わってオオバイカイカリソウはこれからが盛期となるようだ。
サトイモ科の葉が出る前に花が咲くヒガンマムシグサやタカハシテンナンショウも顔を出していた。いつ見ても見栄えのするトリガタハンショウズルは数カ所で花が見られた。
シダ類も多いが珍しかったのがクモノスシダ、この姿は何とも目をひく。

何時歩いても楽しい帝釈峡だが、また連休頃になると違った色々な花が見られるようになることであろう。

イブキスミレ ナガバノタチツボスミレ
シハイスミレ ケマルバスミレは花はまだ
ヒナスミレ 面白いヒナスミレのロゼット状の葉
ツルカノコソウ ヤマルリソウ
毛ありのケスハマソウ 三次付近を境に北側に多いオオバイカイカリソウ
仏炎包の先が尖ったヒガンマムシグサ 仏炎包の先がやや丸いタカハシテンナンショウ
トリガタハンショウズル センボンヤリ
テリハキンバイ キジムシロ
アマドコロ スズシロソウ
県内では帝釈だけで見られるオオダイトウヒレン ジュウニヒトエ
オオバノヤエムグラ ケヤマグルマ
上帝釈の断崖
ヤマヤナギ雄花 ヤマヤナギ雌花
ガマズミ ミヤマガマズミ
キビノナワシロイチゴ キビノクロウメモドキ
ウグイスカグラ 葉の約が融合しているイワツクバネウツギ
ダンコウバイ チョウジザクラはもうちょっと遅い
下帝釈峡の眺め
キブシ雌花 キプ゛シ雄花
チョウセンヒメツゲ ヤマトレンギョウ
チョウジガマズミ イワシデ
ニワトコ ヤブサンザシ
メグスリノキ 異臭プンプンのクサギ
フユザンショウ ツルマサキ
神竜湖とまだ葉の出てない木々
ホタルカズラ ヒトリシズカ
フタバアオイ セントソウ
ヤマアイ ケヤマウツボ
エンレイソウ カタクリがまだ
イチリンソウ ニリンソウ
ニリンソウの群落
ヤマハコベ シロバナネコノメソウ
フユノハナワラビ カテンソウ
二つの花をミックスしたようなジュウニキランソウ クモノスシダ
遊歩道

ノジスミレ エドヒガンザクラ
アカミタンポポ ミチタネツケバナ
スズメノヤリ ヤマスズメノヤリ
 


-目次-