島根県大田市 大江高山 (808.0m)
Part11(山田・祖式新コース)


ミスミソウやイズモコバイモが咲きギフチョウが舞う山

大江高山尾根より山頂遠望



今日は当サイトのオフ会ということでMさんRさんが幹事をしていただき総勢18人の皆さんとこの大江高山に登った。
ちょうど時期的にもこの山の一番素晴らしい時だけに珍しい花やギフチョウなども楽しみながら楽しい一日を過ごすことができた。

コースは山田登山口から登って祖式新道を下り祖式の集落に下山であるが、今日は地元の登山大会も催されるとかで少し時間をずらしてイズモコバイモ自生地などを見ておもむろに登ることとなった。

まずは大江高山を望みながら山田登山口への舗装された車道を正面に大江高山を見ながら取付きまで歩く。標識に従って支尾根に向けて左に曲がり急斜面を登ってUターンしすると登山口の取付きでここから山道に変わる。

さっそく登山道のほとりにはヤマエンゴサクやアマナの花が顔を出す。ウグイスカグラもかわいい花をたくさんつけている。
なだらかな登りの植林のなかを進むと周りにはまだ花をつけていないトリカブトがたくさん見られるが秋には青い色で埋めつくされるのではなかろうか。

右にターンしながら道が急坂になる手前で小休止。いよいよここから本格的な登りが始まる。
幸いこのところ天気も良かったので足下も乾いて歩き易いが雨が降って濡れているとここは滑り易く要注意のところだ。

道は雑木林の中で展望のない急登が続く。木々もまだほとんど葉も出ておらず冬景色。
少し登ると足下にスミレの花が見られるようになる。タチツボスミレ、オオタチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、ヒゴスミレ、アリアケスミレなどでこの登り坂に多いアケボノスミレはまだつぼみが少し見られただけもう少し待たなくてはならないようだ。
そして登るにしたがいサンインスミレサイシンがたくさん見られるようになる。シハイスミレはまだ一部でみられたのみ。

つづら折れの急坂を登っていると6合目で初めて南側の展望が一部開けるが今日は黄砂がひどく眺めもいまひとつだ。
再び樹林の中の道となり尾根も狭まって真っ直ぐに登るようになるとやがて西峰山頂に到着する。

ここからの展望はなかなかのところだが周りの景色は黄砂のシルエットでまるで霧で覆われているよう。本来なら大江高山山群や日本海も綺麗に見渡せるところなのだが。


・・・・・・・・・・
細い舗装路(右)を登ると登山口、Uターンして山道(左)に 樹林の中の急登が続く
6合目の展望も黄砂霞 道が尾根の真っ直ぐな登りとなると西峰山頂も近い
西峰展望台
西峰から北側から西側の展望だが見えるのは大江高山山群ガシルエットで見えるのみ


しばらく休憩の後、山頂に向けて尾根道を東に向かう。
登り下りしながらいくつかのピークを越えていくのだがこの時期の稜線は今日のハイライト。

しばらく進むと本日の一番の目的ミスミソウがちょうど満開で純白の美しさをあちこちで見せてくれる。
そして目の前を飛び交うギフチョウ。とまったので写真を撮ろうとカメラを構えるがいくら近づいても逃げる様子もなく結局1m近くまで近づくことがてきた。ラッキー!
そしてこの地方でしか見られないイズモコバイモもこの尾根道のあちこちでも見ることができた。

最後の鞍部から長い急登を登り切ると道は平坦となってやがて周りが開けた山頂に到着する。
ここの展望もいつもとは全く違って黄砂霞。目の前の山々だけが微かに見えただけであつた。

昼も大分過ぎたのに山頂にはまだ何人かの人達がいたがこちらも少し遅い昼食の鍋をつくる。まあ皆さん調理はお手の物と見えててなかなか際がよく早ばやとできあがり。山頂で食べたシシ鍋の美味しさはまた格別であった。


・・・・・・・・・
これからはるんるん気分で気持ちの良い尾根歩き 登り下りを繰り返して進むと前方の木間から本峰が
ギフチョウが歓迎
最後の長い急坂を登ると 道は平坦となって
大江高山山頂到着! さっそく昼食の準備
山頂からの展望はやはり北側の大江高山山塊のみしか見えず(矢滝城山・馬路高山など)


いつのまにか山頂にも我々だけとなってしまった。休みも十分とってお腹も満腹となったところでおもむろに下山開始。
下りは飯谷コースを少し下って左の祖式新道の案内に従って左に道をとる。
林床がササで覆われた急なジグザグの道が続く。展望もなくひたすら下ると、やがて谷筋に下り祖式旧道に合流する。

谷の沢の右岸に沿って荒れたササの林床を下っていくと昔人の生活圏だった匂いがしてくる。やがて周りが開けて田畑の跡と思われるところに出てトラバース気味に道なりに進むと祖式登山口に着く。

民家もあり舗装された道沿いの草花を楽しみながら下って行くと一旦未舗装の山道を通って祖式天満宮に。
後は民家のある田園風景を見ながら車を置いている「ビラたかやま」迄歩く。

今日は天気も良くて気持ちのよい一日。我がサイトの仲間の人達との初めてのオフ会であったが和気相合のなか楽しい山歩きができた。これも皆さんのおかげである。


・・・・・・・・・・
一路飯谷登山道を 少し下って左に道をとる(奥山頂左飯谷、右手前祖式新道)
下った谷で祖式旧道と合流し沢沿いに下る 祖式下山口
祖式側から見た大江高山
祖式八幡宮を経て 祖式の集落を一路ビラたかやまへ




 [ルート&タイム]

 山田登山口(255m)
  ↓0:13
 山田登山口取付(320m)
  ↓1:10
 西峰山頂(779m)
  ↓0:30
 大江高山山頂(808m)
  ↓0;04
 祖式新道分岐(350m)
  ↓0:40
 祖式登山口(350m)
  ↓0:30
 ビラ高山(325m)

 (注)標高・所要時間は概略参考
   植物を観察しながらの時間です 

 



この山のたち

まずは、何てったってミスミソウ
・・・・・・・・・・



そして、イズモコバイモ



ピンクのミヤマカタバミ ミヤマカタバミ
ミヤコアオイ エンレイソウ
ヒゴスミレ アカネスミレ
スミレサイシン シロバナスミレサイシン
シハイスミレ タチツボスミレ
アマナ ヤマエンゴサク
ショウジョウバカマ イチリンソウ
ヤマルリソウ ワサビ
ニホンタンポポ イワネコノメソウ
ウグイスカグラ ヤドリギ


2006. 4. 9