広島市安芸区 坂 山 (445m)・・・・


鉾取山塊の一番北に位置する展望の山

安芸中野から坂山展望



鉾取山には登る人が多いなかでちょっと見放されておりこの山塊の最も北に位置する尖った山が坂山である。
この山には一般には中野東の登山口から鉾取山への登山道を尾根まで登り鉾取山とは反対の北側に道をとって山頂を目ざし瀬野小学校に下る道がよく整備され知られている。
今日は、これではちょっと面白くないのと時間のことも考えて東側の熊野下跡からの周回コースを歩いて見た。

瀬野から熊野への県道を進むと途中熊野下跡バス停がある。この少し手前の瀬野側に舛越谷への道が分岐しているのでこれを西に入るとしばらくで小川に沿った三叉路があり左に松平橋が分かれている。真っ直ぐ少し進むと左に舛越神社がある。

登りはこの神社の前を通って奥に続く舗装された舛越林道を進む。さすがに今の時期道沿いにも花はなくて冬の到来を感じさせる。
林道が山の斜面に沿って大きく左に迂回する所の手前で左の最奥の民家のあるところでこの民家側への道をとる。
民家の下で山道となり谷の右を進む道に入るが入口にはイノシシ除けの高い柵があるのでこれを越えるのに少々苦労。

この小道は夏だと草が刈ってないとヤブって歩き難くそうな道だが今の時期は楽勝である。やがて前方に迂回した林道が現れここを右に進む。

右に左に曲がりながら林道を歩くと谷を詰めたところから砂利道に変わりすぐに左の斜面に道が別れて右側の谷が一段高く整地されている三叉路にくるがが、ここは造成された平地に向けて真っ直ぐに進み造成地の間にある草で覆われた右の小道を進む。

すぐに雑木林に入り左に谷、右に斜面を見てトラバース気味に踏み跡をたどるがこの辺りも夏場は草木で覆われそうだ。葉の落ちたヤブムラサキが多くの美しい実をつけているのが心なごむ。

少し登りとなつて植林帯に入ると前方の尾根に出る。鉾取山と坂山をつなぐ尾根道の三叉路で標識には左に「鉾取山山頂」右に「瀬野小学校方面」そして今登った方向は「阿戸舛越橋」とある。

ここは右の瀬野小学校側に道をとりしばらく植林の中の登る。雑木林に変わると気持ちの良い山道に変わり、山頂に向けて一直線に登っていく。
周りにはアセビ・ソヨゴ・ヒサカキ・カクレミノ・アカマツ・ネズ・アカマツ等の常緑樹やタカノツメ・ウリハダカエデ・リョウブ等の落葉樹が混在しているが落葉樹はすでにほとんど葉を落としている。

いくつかの小ピークを越え一旦大きく下って急坂を登り詰めると周りの木々が伐採されて北から西側が開けて素晴らしい展望の「見晴らし台」に到着。
左手の木間からは広島市が、目を右に転じると蓮華寺山から高城山の稜線、その後ろに呉婆々宇山・藤ケ丸山・長者山の稜線、さらにその向こうに白木山が望める一大展望が広がっている。


県道から舛越林道分岐(西へ) 松平橋分岐(登りは真っ直ぐ進み下りは右に下る)
三叉路から少しで左の舛越神社前を通り 舛越林道を登る
最奥部民家で林道を離れ右の谷道を(駐車個所を右に進む) バイパスの山道では綺麗な紅葉も
再び林道に出る(右奥の小道から林道を右に) ひたすら舛腰林道を奥に
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林道から左に鉾取山が展望できる 砂利道となり左に林道分岐(ここは真っ直ぐ)
造成地の間の右奥に別れている山道に道をとる 尾根に向けて斜面をトラバース気味に進み谷を横切る
稜線三叉路に出る(左鉾取山、右坂山) 三叉路の案内板
しばらく植林内の道を ピークを越えると雑木林の道に
見晴らし台
見晴らし台から北側展望(前方蓮花寺山・高城山、中方呉婆々宇山・藤ケ丸山・長者山、後方白木山などが望める)


しばらく眺めを堪能した後尾根をさらに先に進む。直ぐに木々に覆われ展望はなくなり少し登って小さなアップダウンを経て514mピークに。さらに小ピークを過ぎて一旦大きく下って登り返すと坂山山頂に到着する。

山頂には三等三角点が鎮座しベンチもある。これまた周りが開けて左側の木間から広島市街が、北側に大きな団地の向こうに長者山の稜線。八世似山の稜線、高鉢山・安駄山の稜線などが、東側には水ケ丸山・曽場ケ城、小田山などの素晴らしい眺めが広がっている。


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一旦下って ピークを一つ越えると
坂山山頂
山頂西側展望(日浦山・茶臼山・岩滝山・蓮花寺山、そして広島市街など)
山頂北側展望(長者山・白木山・高鉢山・安駄山・八世似山など)
山頂東側展望(水ケ丸山・曽場ケ城、小田山・野呂山など)


一休みしたら下山しよう。さらに北東に向け尾根道を下り坂が緩やかとなって、次の459mピークとの鞍部まで下ると左に道が分岐しており案内標識が立っている。この左の道が一般に使われている瀬野小学校に下る道である。

ここは熊野下跡に向かうのでそのまま真っ直ぐ進むと右手に道が分かれた三叉路に来る。真っ直ぐはピークへの登り、右に折れると送電鉄塔保守道でピークの東南斜面をトラバース気味に進むと周りが開けて支尾根上の送電鉄塔に到着する。

鉄塔の周りは南西側が開けて鉾取山・坂山の展望がよい。
鉄塔から下ると道は雑木林のなかに入ってすぐに保守道は左にUターンしながら下っているが、舛越に下らなくてはならないのでそのまま支尾根に沿って薄い踏み跡が続いているのでこれを下る。
あまり歩かれていないようだがよく見るとちゃんと道は続いているので尾根を外さなければ迷うことはまずない。

雑木林の中なので展望はなく足下もシダで覆われているところが多くひたすら尾根に沿って下っていく。木間から周りの景色が見えるようになるとあと少し。
前方に竹藪が見えて平らなところに下るとやがて民家の側の畑に出る。

側溝沿いを少し歩くと舗装道路に出てそのまま進むと登りに見た松平橋を渡り舛越林道と合流する。
あとは往路を下れば県道に戻ることができる。


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次のピークとの鞍部の三叉路(左瀬野小、真っ直ぐピークへ) ピーク手前の三叉路(真っ直ぐピーク、右鉄塔保守道へ)
鉄塔への保守道 送電鉄塔
鉄塔から南西に見える鉾取山 保守道分岐(黄色札保守道、手前の支尾根へ)
何とか踏み跡は分かる支尾根をひたすら下る シダで覆われた支尾根
雑木林の薄い踏み跡をたどる 竹藪に下ると
畑と溝の間の小道に出る 松平橋を渡ると往路の舛越林道と合流




 [ルート&タイム]

 [コース&時間

 県道舛越橋分岐(150m)
  ↓0:10
 舛越神社(200m)
  ↓0:10
 林道バイパス分岐(240m)
  ↓0:08
 林道合流(290m)
  ↓0:08
 林道終点(370m)
  ↓0:20
 造成地分岐(380m)
  ↓0: 08
 尾根三叉路(410m)
  ↓0:15
 見晴らし台(500m)
  ↓0:15
 坂山山頂(499.8m)
  ↓1:05
 瀬野小分岐三叉路(420m)
  ↓0:01
 ピーク・保守道分岐(420m)
  ↓0:02
 送電鉄塔(380m)
  ↓0:20
 舛越取付(200m)
  ↓0:02
 松平橋分岐(180m)
  ↓0:05
 県道舛越橋分岐(150m)

(注)時間・標高は参考値

 



山の

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ヤクシソウ センリョウ
ノイチゴ カナメモチ
ヒヨドリジョウゴ ヤブニッケイ
ヤブムラサキ シロダモ
アオキ ソヨゴ
ヤブコウジ カマツカ
ガマズミ ナツハゼ


2005. 12.7