広島県安芸高田市 郡 山 (339.0m)    


毛利家の歴史を感じさせる山

毛利家の墓所



安芸高田市の吉田にある郡山に登る。

この山は登山の対象というより歴史・山城探訪の山と言った方が良いかも知れない。毛利元就の居城跡として知られた山で墓所もある。

登山口は歴史民族資料館の右側の道を進み右手の民家が切れたところから右に道をとる。一般に登られている毛利家墓所跡への道はさらに先だがこれは下山時に使い展望台経由で山頂を目指す。
すぐに常緑樹林の中の道となるが展望台までくると周りが開けて吉田の町並みがよく見える。

少し日当たりが良くなるとウリハダカエデやナツハゼが見られ早くも少し紅葉している。さすがに今の時期は花も全くと言ってよいくらい見られない。

さらに進むと樹林帯に入り周りにはシラカシの多いあまり変わりばえのしない景観で展望もなく薄暗い道が続く。
萬願寺跡に寄り道をしてさらに登ると尾根筋に出て勢溜の壇跡に着く。ここは城があつた時は本丸守護の兵が待機しこの曲輪群で防御していたところである。

これから少し進むと御蔵屋敷・三の丸跡がありその上に山頂の本丸跡ある。
この辺りにもシラカシ林は続きウラジロガシが一部で見られる。三の丸跡にはクサギやツルニガクサが目立っていた。
山頂の本丸跡はちょっとした広場となっており在りし日の郡山城が忍ばれる。三角点はない。

下山は勢溜の壇跡まで往路を下り、ここから右に尾根伝いに毛利家墓所に向かう。
周りは二次林が続き展望はない。やっとこさ見られた花はコウヤボウキとキクバヤマボクチ。ツルアリドオシやヤブコウジの赤い実が目立つ。
下ったところが毛利家墓所でうっそうとした樹林のなかに毛利元就や毛利家歴代の立派な墓が並んでいる。
石段を下りて樹林のなかの平坦な道をしばらく歩くと鳥居のある墓所入口に出る。周りが開け狭い車道を通って登りの登山口に合流する。

今の時期花はあまり見られなかったが春に来ればまた楽しいかも知れない。


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これを登ると展望台のある三叉路 登山道はシラカシの樹林帯
樹林に覆われたなかに登山道は続く 勢溜の壇跡
山頂本丸跡
勢溜の壇で道は左右に分かれる(左登り、右下山尾根へ) 毛利家墓所からの登山口
毛利元就の墓 毛利家墓所入口


 [コース&時間

 歴史民族資料館(40m)
  ↓1:20(0:40)
 登山口(310m)
  ↓0:10(0:05)
 山頂本丸跡(339m)
  ↓0:05(0:03)
 勢溜の壇跡分岐(310m)
  ↓0:40(0:30)
 毛利家墓所(40m)
 ↓1:20(0:40)
 毛利家墓所入口(310m)
  ↓0:10(0:05)
 歴史民族資料館(339m)

 (注)時間・標高は参考値
   植物観察の時間含む




山の
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ウリハダカエデ ナツハゼ
ヤブムラサキ クサギ
ムラサキシキブ ツルニガクサ
シラカシ ウラジロガシ
コウヤボウキ ツルアリドウシ
ナツハゼ
キクバヤマボクチ ヤブコウジ
ヤマシロギク キッコウハグマ
マンリョウ ミヤマガマズミ
タンキリマメ マルバルコウ



2005.10.23