広島県広島市安佐北区 鎌倉寺山 (610.0m)・・・・・・・・
Part2
(キャンプ場コース〜岩尾根コース)


岩尾根は展望も良くスリル満点で気楽に登れる展望の岩峰

槍ケ峰から鎌倉寺山展望



野営場から鎌倉寺山頂へ
出発点は野営場への道が合流する民家最奥部から林道を北に進む。
野営場前の右手に登山口があり、案内板も設置されているのでここを樹林の中の谷沿いの山道に進む。ちょうどこの谷に多いヤブツバキが満開でなかなか美しい。
道は歩き易く緩やかに登りながら谷を詰めていくが松枯れの倒木が多く哀れな姿を見せている。
次第に坂道となり左にターンしながら支尾根の稜線に向けて斜面を登っていく。

稜線に出ると支尾根に沿って右に曲がるが、ここには立派な「鎌倉寺→」の案内板がある。登るにしたがいこの山の名物のシャクナゲの木も所々で見られるようになる。タムシバもまだ花が残っており目を楽しませてくれた。

前方に鎌倉寺山頂から北の稜線が目にはいってくるようになると、左側には神之倉山がよく見える。天気も良いのでハングライダーがこの山からたくさん飛んでいる。少し進むと今度は右手に安駄山も一望できる。

一本道をさらに登って行くとやっとこさ尾根の十字路に到着。この山の四差路の交差点である。
左に行くと鎌倉寺山頂、右に行くと権兵衛山を経て槍ケ峰への岩尾根ルート、そして真っ直ぐ進むと牛岩の林道に下山する。
ここは左に道をとり尾根道を北東に向けて登っていく。タムシバも多く見られるようになり足下にはシハイスミレが美しい。なんとも弱々しいシキミに花がもぶれついている。これだけたくさんの花のついたシキミも珍しい。
常緑樹の樹林帯に入ると山頂も近い。足下にギンリョウソウの大群落が頭だけを出している。
モミの木の大木のあるピークに着くとここが山頂である。三角点はないが多くのプレートがかかっている。シャクナゲの木も多く晩春には美しい花を咲かせることだろう。

さらに尾根を北東に向けて行って見ると鷹ノ巣山がよく見える。道はさらに稜線に沿って続いており、鉱山跡まで行くことができる。


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林道分岐がスタート地点(奥へ少しでキャンプ場登山口) 登山口から谷沿いを通る登山道
支尾根稜線に到着 鎌倉寺山への案内板
支尾根登山道からの鎌倉寺山頂展望 支尾根登山道
支尾根道左に神之倉山展望
支尾根道右に安駄山展望
尾根到着、四差路(手前キャンプ場、左鎌倉寺山頂、右権兵衛山、真っ直ぐ牛岩林道へ下る)
山頂への尾根道 高木の多い常緑樹林に入ると山頂も近い
鎌倉寺山頂(三角点なし)
鎌倉寺山頂北側から鷹ノ巣山展望


鎌倉寺山頂から槍ケ峰へ
大休止の後、岩尾根に向けて下山する。
四差路までは往路を下り、そのまま真っ直ぐ権兵衛山に向かう。山頂からはこれから歩く岩尾根の稜線がよく見える。

山頂東側にある下山道を急降下。岩も多く乾いたマサ土は滑り易いので注意しながら下っていく。狭い尾根に岩が多く右に左にこれを除けながら道は続いている。前方に槍ケ峰を見ながらの下りはなかなか展望もよい。

一旦鞍部まで下って再び岩の多い尾根道を登り返す。スリル満点で面白いが侮ってはいけないぞ。
岩の小ピークを越えて最後の岩を登ると槍ケ峰の山頂到着。
何の変哲もない山頂だがこの峰は遠くから望むのがいいようだ。少し下の岩には展望台があるが先客に占領されていたので仕方なく山頂で小休止。

振り返ると権兵衛山から鎌倉寺山の山頂が一望でき、その左右には神之倉山や鷹ノ巣山もよく見える。
そして前方には十畳岩から南峰、その後ろに安駄山、右に白木山、左に金明山塊がこれまた一望できる素晴らしい眺めである。


権兵衛山頂から南西側に槍ケ峰・南峰、安駄山の展望が
目を右に転じると志和口の町並みの向こうに白木山も望める
ケ峰への下山道から振り返った権兵衛山・鎌倉寺山、そして左には神之倉山も
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権兵衛山からの下り下山道 権兵衛山からの下山道
下山道からの金明山塊
槍ケ峰への登りは岩の中を行く 槍ケ峰への登りの岩場
槍ケ峰山頂 槍ケ峰からの権兵衛山展望
槍ケ峰から東から南側展望(金明山・南峰・安駄山・白木山など)
槍ケ峰から南峰展望


槍ケ峰から十畳岩へ
槍ケ峰からは再び急な岩の多い坂道が待っている。
ちよこんと目立った岩のピークが十畳岩だが登山者が岩の上で休んでいるのがよく見える。
厳しい岩道を下って少し登ると十畳岩に到着。タコ入道のような丸味を帯びた大きな岩でなかなか面白い。勿論展望も満点である。前方に南峰が多い被さるように立っており、振り返ると槍ケ峰が穂先を尖らせて圧倒する。


槍ケ峰下山道からの十畳岩
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十畳岩への登り 十畳岩手前の岩場
十畳岩山頂
十畳岩から槍ケ峰展望
十畳岩から南西から西側展望(南峰・白木山など)
十畳岩から南峰展望



十畳岩から南峰へ
ここから少し下ってぐ〜んと南峰に向けて岩の多い道を登る。
やや道が平坦な雑木のなかを進むと真ん中に山境柱の立っている南峰に到着。ここはあまり展望もよくない。


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南峰への登り 南峰山頂


南峰からの下り
南峰はあまり眺めもよくないのでそのままパスして馬の背との鞍部に下る。
ここから馬の背の通過がいちばん厳しいところである。今日はグループできたので皆の意見も聞いてここはパスすることとし、左側に下っているバイパス道を下ることとする。
この道も結構急坂で踏み跡も薄いので歩き難いし時間もかかる。今の時期なのでこのルートは通れるるようなものだが草木の勢いの良い時期だとさらに苦労することであろう。
これを下ると通常の登山道のひとつ北側の尾根の谷を降りて登山口の案内板のある林道の約50m上の別荘跡の前に出るが登る場合はちょっと分かり難い。
ここから県道までは林道を下れば直ぐに到着する。


前方に馬の背が立ちはだかっている
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鞍部から馬の背のバイパス道を下る 踏み跡は薄くヤブっている
牛岩林道に下った場所 本当の登山口は少し下だった




 [ルート&タイム]

 林道分岐(155m)
  ↓0:05
 野営場登山口(170m)
  ↓0:40
 支尾根(420m)
  ↓0:20
 尾根四差路(560m)
  ↓0:20
 鎌倉寺山頂(610m)
  ↓0:14
 権兵衛山頂(565m)
  ↓0:20
 槍ケ峰山頂(537m)
  ↓0:20
 十畳岩(440m)
  ↓0:25
 南峰山頂(472m)
  ↓0:05
 馬の背取付(445m)
  ↓0:50
 下山口(225m)
  ↓0:01
 登山口(210m)
  ↓0:02
 県道(175m)

 (注)標高・所要時間は概略参考 
   GPSトラックを掲載 

 



この山の植物達

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シハイスミレ タムシバ
シキミ
ギンリョウソウ ツルシキミ
ヤマグルマ シャクナゲ
コバノミツバツツジ マメヅタラン


2004. 4.11