山口県阿東町  高岳山 (1,040.7m)


2003.11.8
すでに紅葉はほとんど終わっていたが展望の登りがいのある山

麓の御所河内からの高岳山遠望



長〜い林道を途中から歩いて取り付きへ
少々遅かったが広島を9時に出て山口県阿東町から島根県との県境にそびえる高岳山に向かう。
この山は山口県としては数少ない1000m級の山。山頂への稜線にはブナもあるが、結構登りがいのある山である。
広島からだとやや遠く、JR徳佐駅前の国道9号線を少し北に進んで、みやげ物店がある丁度赤い三角形の屋根をしたレストランのある交差点の斜め右の道に入る。
須賀神社を右に見て少し先の三叉路を右に曲がって真っ直ぐに行くと御所河内、右に高岳山の案内板のある所を左に曲がり、少し先をまた右に進むと民家が切れ、林道入口に「林道小谷線」の石柱を左に見て山の中の未舗装の林道に入る。途中道は2分するが、案内板に従い左の「林道桐ケ峠線」に道をとり、さらに奥に進むと最初の駐車スぺースがあり登山者の車2台が止まっている。さらに進むと2つ目の駐車スペース。ここにも2台駐車していたが3つ目の駐車スペースまで行くこととする。今日はオフロード車でないためここが限界だが誰も停めていない。
準備を整え、いざ出発進行!。この先は少し道も荒れており丁度良いところに駐車した。
道は植林の中の雑木林が続く。10数分で木橋を渡るが車はちょっとやばそうな橋である。
この辺りだと紅葉もまだ少しは楽しめるようだ。さらに沢に沿った林道を登って行くとスタートして約20分で林道終点に着く。


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途中高岳山への案内板も道のところどころに スタート地点。これから先は道が荒れてオフロード車でないと
林道の橋、車はやばそう 林道終点の広場、ここから標識に従って取付に


登山道に入り桐ケ峠への道
この奥が登山道への取付で案内標識もある。直ぐに細い2本の丸太を組んだ橋を渡り、あまり良いとは言い難い足下の植林の中を登る。
沢の右斜面についた急坂の細い道を登っていくと水の流れる小さな沢を石伝いに渡り、少し進むと再び別の沢を渡って沢の左斜面を登るようになる。
足下はゴロゴロした石が多くて歩き難い急登が続く。展望はなく道は植林の中をジグザグに登るようになりどんどん高度をかせぐ。
左手が雑木林となり少し明るくなるが足下は石の多い道が続くので足下注意。
沢も消えて道が南に向けて左斜面を一直線に登るようになると峠も近い。途中登山道崩落箇所があるもののロープもあってすでに安定しているので心配なく通過。明るい雑木林に入り右手にチラホラ周りの景色が見えるとやがて桐ケ峠に着く。
峠には標識があり、左に高岳山、右に三ケ峰への縦走路、そして真っ直ぐは古江堂への道が続く交差点である。


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林道終点の登山道取付 案内板からすぐに2本丸太の橋を渡る
植林の中の急登を登る 一つ目の沢を渡る
二つ目の沢を渡る 荒れた道が続く
ジグザグの植林内の道 以前崩れた登山道
桐ケ峠(左高岳山・右三ケ峰・真直ぐ古江堂)


稜線を山頂に向けて急登
峠から稜線を左に曲がって北に向けて気持ちの良い雑木林の中の緩やかな道を進むと登り坂に変わって一旦前衛のピークに登る。
途中やっと十種ケ峰の山容や三ケ峰とその稜線などをかいま見ることができ自然を満喫できるようになる。
ピークに着くとようやく前方に高岳山が目に入る。既に紅葉は終わって常緑の木々の中に葉の落ちた茶色の木だけがやけに目につく。
高岳山の全貌が望めるのはこのピークの下りから、ここから見上げる高岳山はまだまだ遠く懐の大きい山に見える。
鞍部に下るとブナ・ミズナラの木が目に入るようになり登るに従いその数は増えてくる。
周りは深いササで覆われているが登山道はよく整備されて足下もしっかりしている。ブナも多くなるが二次林でまだ大きなものは少なく大木は所々で見られ、昔は広大なブナ林であったであろうことが伺われる。
鞍部から山頂への道は次第に急坂となって一直線に最後の登りを登っていく。アオハダの大きな木が赤い実をもぶれつかせて落葉した木の中で目立っている。ウリハダカウデの残った紅葉も美しい。
足場の悪い急登を登りきると道は緩やかとなり、三等三角点のある山頂に到着する。登山道のほとりの少し高くなったところに三角点はあるが、周りは樹林に覆われて展望はない。
ここからさらに約100m北に進むと、西側の周りが開けた展望台がありここで少し遅い昼食とする。
ここからは左に大蔵ケ岳、目の前に十種ケ峰・野坂山、左に青野山、そして徳佐盆地等の180度の展望が一望できるが、惜しむらくは少し霞みがかかってはっきりと見えないのは残念である。
今日は単独行の2人と2人組の2組の人と登りに出会った。山頂にはすでに誰もいなかったので、結局今日の登山者は5組ということか。
今日は少し気温も高かったので結構汗をかいてしまったが、休んでいるとさすがに山頂は風も冷たく寒くなってきたので早々に下山する。

下山はそのまま往路を下る。

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気持ちのよい尾根道が続く 十種ケ峰展望
三ケ峰展望 弟見山展望
ピーク手前から見た三ケ峰への稜線
尾根の前衛ピークから見た山頂
まずは一旦ピークに 鞍部に下るとブナが現れる
尾根道から山頂稜線展望
山頂への登りからピークを振り返る ブナの多い尾根道はササも刈られよく整備されている
尾根道沿いには所々に大きなブナも望める これは急登が続く
山頂三等三角点
さらに100m北に 西側が180度開けた展望台が
西側の展望(左から大蔵ケ岳・十種ケ峰・徳佐の集落・野坂山・津和野)
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前方に十種ケ峰展望 右端に青野山と法師山稜線展望



ルート&時間

 林道駐車箇所(400m)
  ↓0:20
 林道終点取付(555m)
  ↓0:13
 一つ目の沢を左の右岸へ(650m)
  ↓0:02
 二つ目の沢を左の右岸へ(665m)
  ↓0:28
 桐ケ峠(855m)
  ↓0:12
 ピーク(906m)
  ↓0:05
 鞍部(880m)
  ↓0:20
 山頂三角点(1040.7m) 展望台へ0:01 
  ↓0:30
 桐ケ峠(885m)
  ↓0:20
 林道終点取付(555m)
  ↓0:20
 駐車箇所(400m)

 (注)時間と高度は参考値



 
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高岳山の

山毛欅
   
 



山の
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ノコンギク ヤマシロギク
ヤクシソウ ヒヨトリバナ
ベニバナボロギク ヤブムラサキ
アオハダ
シロダモ ヤドリギ
ガマズミ ソヨゴ


紅葉色々