広島県西城町 道 後 山 (1,268.9m)
Part2


2003. 9.13


またまた雨の中の登山となってせっかくの展望はさっぱりで早々に下山

道後山・岩樋山コルから一瞬の展望で望めた道後山



強烈な台風が日本海を通過中と聞く。今日は道後山山頂で焼き肉パーティを行おうということを計画していたが、ちょっとこの風の強さと空模様では危ぶまれそう。ということで、登山口に到着早々月見が丘のキャンプ場で宴会開始することに。
それでもなんとかこの間は空はもててお腹も満腹。その上しっかりと出来上がってしまったが、これから山頂まで大丈夫かなと思いつつ、いざ出発進行。
樹林のなかの山道を登って行くと休憩所の東屋に着く。しかし、周りはガスで覆われて全く視界なし。
ここから少し登ると岩樋山とこの山のトラバース道の分岐だが、今日は近道を通ってまずは道後山の山頂に向かう。空も怪しくなってポツリポツリと落ちてくる。周りもすっかりシルエットとなって眺めなんてあったものではない。
しかし、登山道沿いはこの時期にしては結構花が咲いており、これを見ているだけでも結構満足できそうだ。早いものですでにトリカブトも花をつけている。
緩やかな登り下りの道を進むと周りが開けてちょうど岩樋山と道後山の鞍部の三叉路に到着する。相変わらず先は見えないが、右に折れて山頂への尾根道を進む。
足下には県内ではこの山に多いシラタマノキが次々と目に入ってくる。今日はこれを見に来たようなものなものでしっかりと観察。ホソバノヤマハハコも一気に多く目に入るようになる。
雨はひどくなるばかりだが、同じようなササ原の中の道が続いており、何も見えず一体とごこを歩いているのやらさっぱり感覚がつかめない。
そのうち道がなだらかになったと思ったら突然前方にシルエットで山頂の標識と三角点が現れる。
この雨の中、長居は無用なので早々に下山する。
下りは大池コースに道をとる。東から周り込んで南にUターンしながら下って低い灌木帯の中の道を西に向かう。
右手に湿地が現れその向こうに大池が続く。クロバナヒキオコシ・サラシナショウマ・アケボノソウ等も多く花も盛りだくさんだがこの天気ではよく見る気にもなれず足早に前に進む。
マツムシソウ・アキノキリンソウ・ウメバチソウ等は相変わらず道中たくさん見られる。
少し登ると往路に登った尾根道と合流。どういう訳か鞍部に着いた時一瞬、道後山方面のガスが上がって展望が開けすぐに姿を隠してしまった。
今日は岩樋山はあきらめて近道をトラバースして東屋の休憩所にて一休み。雨はまだ降り続くが下界の展望は少し良くなったようだ。
しばらく下って平坦な樹林の道を進むとようやく登山口に着く。この頃やっとガスも上がって目の前に岩樋山が望めるようになっていた。
台風一家のおかげで雨は降ったもののあまり汗もかかず思いの外楽な山登りの一日であった。



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月見が丘の登山道 まずは広い平坦な雑木林の中を行く
少し登っていくと山らしく 休憩所の東屋からの月見が丘登山口がどうにか見える
岩樋山分岐からは山をバイパス 山の斜面の道には結構花も
ガスで廻りは何も見えない 岩樋山からの道と合流し右に道をとり山頂へ
前に人がいてもガスで良く見えない 最後までガスに覆われて視界なし
道後山山頂も雨とガスの中
大池もガスでよく見えない 大池から尾根道への登り
月見が丘登山口に下山したらガスが上がって岩樋山が望めた



 [ルート&時間

 月見が丘登山口(1088m)
  ↓0:40
 岩樋山・トラバース道分岐(1180m) 
  ↓0:25 (トラバース道)
 岩樋山、道後山鞍部(1210m)
  ↓0:25
 道後山山頂(1268.9m)
  ↓0:15
 大池(1210m)
  ↓0:15
 岩樋山・道後山鞍部(1230m)
  ↓0:45 (トラバース道)
 月見が丘登山口(1088m)

 (注)時間・標高は参考
    植物観察しながらの時間 

    GPSのトラック記録を掲載



山の草
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ツリガネニンジン、誰だ頭折ったやつは オタカラコウ、あまりきれいとは思わないが
ゴマナ、葉はゴマに似てる 秋というとアキチョウジ
半寄生の一年草ママコナ アキノキリンソウも秋の常連
ウメバチソ、天満宮の梅鉢の紋に似てる? キリの葉に似てる黄色い花キバナアキギリ
松虫とともに秋の訪れを感じさせるマツムシソウ
ヤマシロギク 葉の形から名がついたオオカニコウモリ
ハッカの臭いのしないヤマハッカ チジミザサもかわいい花を
根はちょっとやばいタンナトリカブト この根は珍重されるツルニンジン
この山に多い高山性の木シラタマノキ、アカモノに対し別名シロモノ
いつ見ても美しいイヨフウロ たくさんのホソバノユマハハコは既に白い実を
リンドウはもうつぼみが キュウシュウコゴメグサはもう終わり
キセルアザミと言えば湿地 山上の大池に咲くアケボノソウ
この山に多いクロバナヒキオコシ
目だだないミヤコアザミ 今が盛りのサラシナショウマ
どこでも顔を出すカワラナデシコ まだ咲いてたヤマラッキョウ

山の木の
今に赤くなるカマツカの実 鳥が食べるのか実の無くなったミズキ
ガマズミの実もこれだけ群れてるときれい
ヤマボウシの実は赤く熟すと食べられるよ きれいなルリ色はサワフタギの実
実の枝が赤くなって鳥を呼ぶオオカメノキの実 これはマユミの実でした熟すと5裂するそうだ