広島県東広島市・広島市  曽場ケ城山〜水ケ丸山  (607.2m・636m)
2003. 3. 23
五つの峰を越えるロングコースで十分歩きがいのある稜線を行く

561mピークからの652mピークと水ケ丸山展望



JR八本松駅に降りたのが8時。空は気持ちの良い快晴で登山日より。
さっそく出発し、八本松町飯田の西城バイパス5号高架橋を渡ると道が左右に道が分かれているが、曽場ケ城山への案内がないので、ここでちょっと間違って右に道を取ってしまった。しかし、すぐ周りの様子から「こりゃ、反対じゃ」と気づき高架橋を渡ってすぐ左の道に戻る。

やはり正解はこちらの道。ここにも登山口の標識はないが、直ぐに曽ケ場城山への取付があり山道にはいる。丁度、曽場ケ城山の尾根の北端から登りはじめたことになる。
しばらくで右に慰霊碑の大岩があり道が分岐しているが、ここはやや左側に向けての尾根への道をとる。
樹林の中を急な坂道が続き、途中左手から七ツ池からの登山道と合流する。
周りは変わり映えしない雑木林の木々が続くが、コバノミツバツツジはもう花芽が出ている。ヒサカキはもう少し先のようだ、シキミは花芽は膨らんでいるがもうちょっと。

少し道も緩やかになって木間から周りの景色も所々で望めるようになると再び道が急になって二の丸跡に着く。
途中石の32番のお地蔵さんも登山道沿いに見られるが、二の丸跡にも31番・32番のお地蔵さんが立っていた。
平らな二の丸跡からは西城盆地と八本松の町がよく見える。木間を通して本丸と曽場ケ城山も見える。

ここから少し下って竹林の中を通過。昔弓矢の棒として使ったようである。再び登って急な岩場を過ぎると本丸跡に着く。
南から東側に野呂山。その右手前に小田山か、そして西城盆地と広島大学のキャンパスが。西側には曽場ケ城山、右に高鉢山や安駄山、白木山から遠く雪を抱いた深入山も望める。

急坂を下って約10分で曽場ケ城山の山頂に到着。ここも平らになっており標点名「蕎麦城」の三等三角点が西端にある。南端にアテツマンサクの黄色い花と白いアセビが丁度満開で美しい。
本丸と同様東側に西城盆地、西側八本松方面の山並みを一望できて展望もなかなか良い。



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登山口は西城バイパス高架橋を突き当たり左へ 曽場ケ城山取付
曽場ケ城山への雑木林の登山道 最初の32番のお地蔵さんが登山道沿いに
二の丸跡の31番のお地蔵さん 二の丸跡の広場
本丸跡から西城盆地展望
アセビ アテツマンサク
本丸跡から八本松の集落と東広島CCの後ろには高鉢山・安駄山・生城山・金明山等が望める
本丸跡からは後ろに曽場ケ城山頂が見える 本丸跡の広場
曽場ケ城山頂広場 三等三角点
曽場ケ城山から南西方面にこれから行く数々のピーク、水ケ丸山は見えない



さあ、これからが水ケ丸山まで4つの大きなピークを越えなくてはならない。これから行く水ケ丸山はピークに隠れて見えないが前衛のピークの数々が南西方向遙か彼方に望め、さらにその向こうが目的地の水ケ丸山で長丁場かと思うとファイトが沸く。

鞍部に向けて下りにかかる。直ぐに右へ向け支尾根にある中継所から大休峠への分岐をやり過ごし、さらに南進むと樹林の中で道が二分。左の道にビニールひもが続いており、ちょっと迷い易いところだがここは右に南西への道をとる。気持ちの良い落ち葉に埋もれたアカマツを中心とした雑木林が続く。

一旦下って登ると549mピーク。登山道の一部が最高点でそのまま通過する。
樹林の道を下ってここから先は稜線が東広島市と広島市の境界となる鞍部につく。ここで小倉神社への道が左に分岐している。

さらに、ここから561mピークに向けての登りにかかる。
相変わらず樹林で覆われた中を進むと最高点の561mピークに着くが、ここも登山道の一部で明確な標識もなくそのまま通過。
途中、ツツジの中でも最も早く咲くというゲンカイツツジもあったが今年は少し遅いのか未だつぼみで開花にはもう少しかかりそうだった。

下りにかかると小ピークを越え鞍部に下る。約130mばかり下ったこととなる。
再び上りにかかり、小ピークを越えて更に登りはじめると至るところで大きな岩が多くなり、歩き難くなる。
この辺りの稜線からは展望もよく楽みながら歩く。そうこうしていると展望の良い652mピークに着く。これも登山道の一角で山頂らしくない。



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曽場ケ城山からの下りにある案内標識 次のピークを見ながら稜線を下る
549mピークへの登り 549mピーク
次の561mピークの展望 東広島と広島市の境界の稜線を登る
こんな所にもあった登山道沿いのヤマグルマ
561mピークも間近 549mピーク
登山道には次第に岩が多くなる 雑木林の中の道
前方に561mピークと652mピークが見えてくる
561mピークへの尾根道から西城盆地の展望
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岩沿いの登山道 561mピークは登山道の一部
登山道南東方面には槌山、小田山等が望める
652mピーク・水ケ丸山が前方に見えてくる(やや望遠で撮影) 岩の多い稜線の登山道
ため池の多い西城盆地とそれを囲む山並みの向こうに野呂山小田山も望める
前方に652mピークが近づく
木々も冬枯れして岩だけが目立つ登山道 後ろを振り返ってみた561mピーク
ただひたすら岩の多い道を進む 西城盆地を左に見ながら652mピークへ
652mピークへの道は岩が多い



稜線の道からは所々で北西側の展望がひらけ退屈させない。さらに稜線を下っていくと樹林の中に入って進むと突然前方が開けて斜面に送電鉄塔のある切り開かれた広場に着く。左手にこれから登る水ケ丸山を丁度望むことができる。
時間もちょうどよいので展望を見ながらの昼食とする。
すっかりお腹も膨らんだところでさらに先に進む。樹林の中を下って鞍部までおりると、ここから右に瀬野側町運動公園に下る道が分岐している。
登山道沿いにはミヤマシキミがたくさんあり、つぼみをつけているもののまだ開花には10日位はかかりそうだ。

この辺りから左側はスギの植林地に変わり、道も急坂を最後のがんばり。
途中右の尾根に向けて踏み跡がありテープが付けられているが、この道は今日の帰りに上瀬野町に下る道だがそのまま真っ直ぐに登る。

頂上手前に右に向けて稜線を笹ケ峠に下る道を見て、斜め左への道を進むと水ケ丸山に到着する。
山頂は少し広くなっており東側から北東にかけて開けて、標点名「大岳」の二等三角点が鎮座し西城盆地から今通ったピークを一望できる。

眺望を満喫した後、往路を少し下り、上瀬野町への支尾根に道をとる。
支尾根に沿って少し下ると右側が開け大きな岩が見られ、足下が断崖となったところに出るが、ここから北側の稜線の展望は素晴らしい。
これから下は樹林の中の道となり展望はない。踏み跡はしっかりしているか足場はあまり良いとは言えず倒木も多く、シダも足下に多く見られるようになる。

途中大きな約3mの真っ直ぐ立ったトゲのようなもののついた木が登山道沿いにあり、何かよく分からなかったが写真に撮って帰り後で調べたら、どうやらオオウラジロノキのようであった。こんなところにこんな木があるとは珍しい。

急な下りと緩やかな下りが交互に続き、最後になだらかな坂道となると下山口も近い。
墓地を過ぎると前方が開け、この登山口の取り付に出る。道は舗装道路に変わり民家も見られるなかを下っていくと広島国際学院大学や運動公園から下る広い道にでて、南瀬野川バス停に着く。残念ながらバスは少し前に出てしまった後で、次の便には1時間半も待たなくてはならない。
仕方ないので国道2号線まで出てJR瀬野川駅への長〜い道のりをひたすら歩き、最初のバス停から約50分で瀬野川駅に到着した。あ〜しんど!



なんの変哲もない652mピーク
送電鉄塔からの展望(左より水ケ丸山、鉾取山、高城山、呉婆々宇山等)
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左側が杉林の登山道 稜線右側南西に高鉢山、安駄山が望める
多いミヤマシキミはまだつぼみ 面白いオオウラジロノキの幼木
水ケ丸山頂 山頂二等三角点
水ケ丸山頂からの展望(左側北東に今来たピーク群と右側は西城盆地)
支尾根断崖上から北の652mピーク展望
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支尾根はシダも多くなってくる 道には倒木も多く荒れている
取り付は畑の横 登山口となる集落の道





 [ルート&タイム]

 JR八本松駅(260m)
  ↓0:35
 曽ケ場城山取付(285m)
  ↓0:40
 二の丸跡(560m)
  ↓0:18
 曽ケ場小山頂(607.2m)
  ↓0:20
 549mピーク(549m)
  ↓0:19
 561mピーク(561m)
  ↓0:45
 652mピーク(652m)
  ↓0:07
 送電鉄塔(605m)
  ↓0:45
 水ケ丸山頂(660.2m)
  ↓0:22
 支尾根分岐(620m)
  ↓0:05
 水ケ丸山取付(190m)
  ↓1:00
 下瀬野取付(130m)
  ↓0:08
 下瀬野南バス停(130m)
  ↓0:50
 JR瀬野川駅(80m)


 (注)標高・所要時間は概略参考