広島県呉市   357.9m
2003. 2. 9
山好きの人に向いた地味な山だが、なかなか面白い味のある山。最後に展望が待っていた。

絵下山展望



昨日の雨も止んでどうにか今日は木漏れ日のさす天気で雨も降りそうもない。ということで、百聞は一見にしかず、迷いやすい山という話しを聞いていた呉市広の白岳山に登って見ることとした。

呉市広の国道185号線を広駅から仁方方面に進み、成寿園の案内を右に道をとり、小坪峠に向けて最近できたと思われる車道を登り、峠手前のつぶ山への道との分岐手前にある法面がこの山の取付。

この法面の西端から上に向けて登りそのまま進むと右の山の中に向けて明確な道があるのでこれを登る。
しばらく落葉で埋もれた道をジグザグに登っていくと尾根に着く。竹林の中で左右に道は別れているが、ここは山頂に向けて左に道をとる。
竹林の中にはちゃんと歩けるように道が開かれており、石垣の横を抜けると左にトラバースしたものと真っ直ぐ登る道に分岐しているがここは真っ直ぐ登る道を進む。
竹林の中をさらに登って行き、竹が無くなると真っ直ぐと左側に道が分岐するが、ここは左に折れて雑木林の中の道を尾根に沿って登る。
さらに登ると踏み跡は左右に二分するところがあるが、どちらを通っても後で一緒になるものの、普通は左側を登っているようだ。
周りには、アベマキ・アカマツ・サカキ・ヒサカキ・クロキ・コバノミツバツツジ・コナラ・ネジキ・シロダモ・カクレミノ等に混じって、キズタ・グミも所々で見られる。
二つの道が一緒になったら、やがて最初の小さなピークに到着する。コンクリートの境界柱が2本立っている。

少し下っていくとヒノキ林となり境界柱のある鞍部を過ぎると道は登りとなって、左に曲がり尾根を巻くように尾根の左側を登るようになる。途中、左側に薄い踏み跡がついているがこれは気にせずメインの尾根に沿った踏み跡を行く。
ヒノキ林から再び雑木林に変わると、石の混じった樹林の中の坂道が続くが、振り返ると右側に灰ケ峰が、左側には休山から瀬戸内海を木間から望むことができる。
さらに道は少し左にカーブしながら登っていくと今度は休山が後ろ右手に見え、尾根の右側を登るようになると右手に瀬戸内海が木間から望める。しばらく進むと次のピークに到着する。
ピークは小さな広場はあるが展望はなく真ん中にヤマモモの大きな木があり、踏み跡はこの裏を左に折れて尾根沿いを下り気味に行くと続けて2本の境界柱がある。
尾根の少し左側をトラバース気味に登ると三つ目のピークに到着する。
アカマツの木に囲まれて展望はなく、少し広くなった台地にイノシシが掘った大きな穴に水が溜まっている。
ピークから右に向けて踏み跡があるが、ここは反対の斜め左の踏み跡に道をとる。



小坪峠取付は法面の斜面から 竹林の尾根を左に
しばらく竹林の中の尾根道を進む 尾根の右側の雑木林をを登る
南側には瀬戸内海の島々も見える 木間から西側につぶ山が望める
登山道からは瀬戸内海が見られてもこの程度
ヒノキ林に入りしばらく続くが足下はよい 境界標柱が2本ある最初のピーク
次のピークへの踏み跡 次のピークの手前の道を振り返ると瀬戸内海も
所々で木間から瀬戸内海の展望が ヤマモモの木のある第2ピーク(左から登り右木の裏に進む)
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緩やかな下りを下りた鞍部 第3ピークは広く境界標柱がある



少し下るとはっきりした踏み跡は真っ直ぐ下り気味についているが、山頂にこは右に尾根に沿った薄い方の踏み跡があるのでこちらに道をとるのでちょっと注意が必要。しかし、よくテープも付けられているのでこれを確認しながら行くとよい。
ピークの下りから木間を通して初めて山頂が望める。ここも尾根の少し左側を登るが倒木も多くなり踏み跡も薄くなる。
右後ろを振り返ると木間から灰ケ峰が望める。尾根に沿ってさらに登ると、途中右へ踏み跡が分岐しているところがあるが、ここは無視して真っ直ぐ尾根に沿って行く。この分岐より3分位で平らな広場に出るとここが山頂である。
真ん中に三等三角点が鎮座しており、周りは全く展望もない樹林の中で、なんとも味気ない。良く見る亀の子会のプレートがここにもあった。

さらに、北西に踏み跡があるので行って見るとしばらくで前方が開け、灰ケ峰から広の市街、休山から瀬戸内海が望めるところに出た。右手には今通ってきた尾根が続いているのも一望できる。
どうやら昔この下方で採石をした所があり、上方の周りの樹木を伐採した跡がヤブ化したものと思われた。
所々にクリ・コナラ・ヤシャブシ等の大きな木があるくらいで夏場だと雑草や小木に覆われることだろう。
さらに下に降りてみたが踏み跡も無くなり低木のヤブが続いていた。
あまり展望の良くない山だなと思っていたが、ここに来て初めて開けた眺めを見ることができた。
ここで昼食の後、往路を下山する。

この山は、夏場はやや苦労するかも知れないが、先行者のテープがしっかりしており、これさえ間違えなければそれほど難しい山とは思わない。
分岐道も多いが、どちらが正しい道かは1箇所を除いて容易に判断できるものばかりで、山慣れした人ならまず迷うようなことはないと思う。



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ピークを少し下った所を右の薄い方の踏み跡へ(要注意箇所) ピークの下りから木間に山頂が望める
雑木林を縫うように尾根道を進む 途中、踏み跡には倒木も多い
雑木に囲まれた白岳山頂
三等三角点 さらに奥に進むと突然前方が開ける
左手に今通った尾根が望める
山頂北西に行った前方の展望が開けた場所は低木と草のヤブだが、所々に大きな木が
北西方面の展望(左休山、右灰ケ峰と広の市街)
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休山展望 灰ケ峰展望




 [ルート&タイム]

 小坪峠法面取付(100m)
  ↓0:05
 尾根(135m)
  ↓0:20
 第1ピーク(295m)
  ↓0:08
 第2ピーク(340m)
  ↓0:08
 第3ピーク(340m)
  ↓0:18
 白岳山頂(357.9m)
  ↓0:02
 山頂北東展望箇所(365m)
  ↓0:02
 白岳山頂(357.9m)
  ↓0:13
 第3ピーク(340m)
  ↓0:06
 第2ピーク(340m)
  ↓0:07
 第1ピーク(295m)
  ↓0:20
 尾根(135m)
  ↓0:05
 小坪峠法面取付(100m)

 (注)標高・所要時間は概略参考