広島県呉市郷原町 (419.5m)・・・・・・
2003. 1. 25
気楽に登れる展望の岩峰

登山口からの岩山展望



国道315号線の郷原バス停から西に橋を渡り、突き当たった三叉路を狭い方の道である左に折れてしばらく行くと右に分岐する道がある。その角にある岩山登山口への案内標識に従って右に曲がりそのまま西に進む。

前方に岩山が望めるが、落書きの元祖のようなトレードマークの大きな岩に書かれた「火の用心」のペイントはこの山の景観をやや損ねているように思うが、これは人によって受け取り方も違うのであろう。しかし、これを書くにも大変立ったであろうと感心もする。
山頂を望みながら道を右にターンし、しばらくで左に登山口がある。案内板があり、過去に山城のあった山の説明がある。

道はササの茂った中を抜けると雑木に変わり、林道を横切ってそのまま進む。岩の多い山だけあって足下にも岩がたくさん出ている。
まわりにはアカマツ・ネズ・クロキ・アラカシが特に多い。他にもネジキ・アセビ・シリブカガシ・ヒサカキ・シャシャンボ・ウラジロノキ・ソヨゴ・ヤシャブシ・ヒメヤシャブシ・コバノミツバツツジ・ヤブツバキ等が見られる。
のどかな山道が続き、ちょっとした広場の奥に大きな岩がふたつ組まれたようなところに出る。この下には地蔵さんを奉った薬師堂がある。
シャシャンボが枝をたれ下がるくらいに多くの黒い実を着けており、クロキもはや開花寸前に芽も膨らんでいる。

この広場の右からさらに登山道は続き、山の東斜面を北側に向かってトラバース気味に登っていく。頭の上にはまだ少し赤い実を残したウラジロノキも結構ある。
右に野呂山を見ながら緩やかな気持ちのよい道が続く。
山頂北側の稜線まで登ると道はUターンするが、ここからは北側の展望が望める唯一の場所。岩山の稜線にある北側のピークの向こうには小田山から黒瀬町の町並みが望める。
ここからはほとんど高低差のない道を南に進むと山頂につくが、展望はない。三等三角点と井戸の跡らしきものも見られた。
戦国時代に大内氏の南の拠点となる城であったが、1554年毛利元就により攻め落とされたということだ。

ここからさらに南に少し進むと、岩の多い展望のよい場所にでる。
前方に灰ケ峰と瀬戸内海、左に野呂山から黒瀬町、右に郷原CCの向こうには絵下山も望める。
しばし、眺望を堪能した後下山開始。復路は往路をそのまま下る。
この山は、低山にしては結構気軽に楽しめる山である。


登山口への道(右角に案内標識あり) 登山口(右前方に案内板)
岩山の案内板 登山道に入るとササの道を行く
途中林道を横切る 岩の登山道を振り返ると郷原の集落が
大きな岩の下に薬師堂
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いっぱいの実で重そうなシャシャンボ クロキの芽も膨らんでいる
マツヤニを取った跡が今も残っている コシダの生える斜面を登る
所々雑木林の中を行く ここを登ると稜線
登山道から望める岩の斜面
ウラジロノキの実も残りがわずか ナツハゼの実
稜線北側の展望(北側ピークと後ろに小田山・黒瀬町の集落)
岩山山頂 三等三角点
南側の展望岩 足もとの岩群
展望岩西から南側展望(瀬戸内海・灰ケ峰・郷原CC、遠くに絵下山が望める)
展望岩北東から南側展望(黒瀬町の町並み・野呂山、黒瀬川と郷原の集落)




 [ルート&タイム]

 登山口への案内標識(150m)
  ↓0:10
 登山口(180m)
  ↓0:15
 薬師堂(280m)
  ↓0:30
 稜線(410m)
  ↓0:03
 山頂(374.6m)
  ↓0:20
 薬師堂(280m)
  ↓0:15
 登山口(180m)

 (注)標高・所要時間は概略参考