広島県東広島市志和町  (485.4m)・・・・・・
2003. 1. 18
生城山城跡の山頂からの360度の展望は最高の気楽に楽しめる山

志和堀の集落からの生城山展望



生城山は13〜14世紀にかけて、毛利方の天野興定が築城して居城としていた山城の跡である。
標高はそんなに高くはないが、この山への登山道は麓にある光源寺の関係者の方が毎年整備されていると聞く。
県道46号線を志和IC側から志和堀に向けていくと東広島CCの北側の小高い山が左手に見える。これが生城山で、登山口に向け分岐する道の入口には生城山城跡の案内板が設置してあるので注意すればすぐ分かる。
この道を西に向けて詰めると白壁に囲まれた立派な光源寺という寺があり、手前に広い駐車場があるのでここに車を置かせてもらう。

登山道は、寺の左側に沿って道が続いているのでこれを進む。
舗装が終わってすぐに橋を渡り、竹林を過ぎて、再び橋を渡ると沢の右側の山沿いの樹林の中の道に変わる。
左側は沢沿いに植林だが、右側は山の斜面の雑木林となっている。立派な道が続いており、左側の沢が二分した少し上流に小さな滝が見られる。道のほとりにここを流れる金玉水のいわれと、この滝が権現滝との説明書きがある。
これを過ぎると、まわりが開け左にため池が現れる。のどかな景色のなかの平坦な道を歩いているとドライフラワーのキクバヤマボクチがいくつもたなびいていた。
ため池の奥に「生城山跡登山道」の赤い案内標識があり、これに従って細い方の右側の道をとり、南に向けて谷沿いを行く。
右側は昔は田か畑だったのだろうか、この跡に杉が植林されているが、左側は山の斜面で雑木林となっている。
谷が狭まって周りがアカマツを中心とした雑木林に変わると尾根鞍部に着く。

尾根を左に道はターンし、ゴルフ場を木間から望みながら登ると再び植林のなかに。これを過ぎると道は山の西側の斜面に向けてトラバース気味に登るようになり、ちょうど西側に来たところで道が十字路となったところに着く。案内標識がある。
ここを右に折れて山頂に向けて進むと、しばらくでロープのある急登が続いたあと、大きな岩が現れると山頂はすぐだ。

山頂はよく整備れており広い台地となっている。その中にちょこんと三角点が鎮座している。
まわりに遮るものもなく360度の一大展望台が広がっており、周辺の山々と志和の集落が一望できる。
山城跡の説明板もあって、山頂の平らなところが本丸跡、東側に二の丸・三の丸跡の段丘状の地形からも古き昔の様子が忍ばれる。



県道46号線からの進入道 光源寺へ
光源寺左側の道を進む 広い沢沿いの道
次第に細くなってくる道 ため池右側についた道に出る
ため池の手前にある権現滝
ため池奥を右に案内標識が 谷に沿って右植林左雑木の立派な道が
谷を詰めるとマツを中心とした雑木林 尾根の鞍部につくと尾根を左に
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側斜面のトラバース道は西側の十字路で右に山頂へ ロープのついた急な坂がしばらく続く
山頂三等三角点 山頂の本丸跡は広場となって360度の展望
山頂西側下の岩からの展望(志和の里と高鉢山・安駄山の尾根、岩には昔の柱の立っていた跡の穴が)
山頂北西から東展望(志和堀の集落と金明山・段原山)
山頂東から南展望(虚空蔵山・深堂山・東広島カントリークラブ)


眺めを堪能したのち、下山は東側の尾根に向けて下る。城跡を過ぎると樹林の中にはいり、直ぐに左に分岐道があるが、そのまま真っ直ぐ行くと上から道が下っているので、それに沿って左に道をとり南側にそれなりに真っ直ぐ下ると、左に横移動気味についた明確な道が現れるので、この道に沿って左にターンし東にのびる尾根に向かう。
雑木林の中の道は落ち葉に埋もれて、山の中という感じで気持ちがよい。
周りの木々は冬なので葉のない木はよく分からないが、定盤のアラカシ・アカマツ、ヒサカキ、サカキ、タカノツメ・コナラ・クロキ・リョウブ・ヤシャブシ・ウリカエデ等とあまり変わりばえしない。足下に多いシュンランはすでに花芽をつけている。
細い雑木林の一本道は尾根に沿って登山口の光源寺の丁度裏山まで続いている。
これを下って寺の山門の前を通り過ぎると登り口の左側に到着する。


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山頂東側の二の丸・三の丸跡 西に下るとすぐに道が分岐真っ直ぐに
気持ちの良いぞき林の中の道 尾根に沿って明瞭な道が続く
下ったところは光源寺の裏山 光源寺の山門奥の北側にでる
登山道のシュンランはもう花芽をつけている




 [ルート&タイム]

 光源寺登山口(250m)
  ↓0:17
 ため池取付(430m)
  ↓0:12
 尾根鞍部(385m)
  ↓0:13
 十字路(250m)
  ↓0:06
 生城山山頂(485.4m)
  ↓0:28
 光源寺登山口(250m)

 (注)標高・所要時間は概略参考