広島県賀茂郡安浦町  (369.1m)・・・・・・
2003. 1. 4
登山道はイバラに苦しめられやっとこさ登ったが山頂に三角点を見つけられなかった残念な山

原畑の集落からの安浦行者山展望



今年の初登りは、広島市の東側地方で道中お参りをして登れるところということで安浦行者山に登る。
ここには山の中腹に大師堂があり地元の人にも親しまれているようだ。
広島からだと県道34号線を矢野から安浦に出て国道185号線を南に約500m先を左に折れ、橋を渡って川沿いを進むと「行者山」の案内標識があるので車はこの近くの空き地に駐車させてもらう。
案内標識からは舗装された細い道を南に登っていくと国道185号線バイパスを横断する。さらに左前方に行者山を見ながら急な坂道が続いており、これを登っていくと「行者山2km」の案内標識があるのでこれに従い左の小道をはいる。
よく整備された明確な道が続き、途中左への分岐があるがそのまま真っ直ぐ雑木の道を登ると大師堂に着く。
一見プレハブ風だが鐘もあり中味は一応整っているようだ。今年の山の安全を祈願をする。
ここからは北側の展望がよいので一服し眺望を楽しむ。


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登山道入口案内標識 林道からの安浦行者山
登山道取り付 大師堂まではよく整備された登山道
タンキリマメの実 ネズミモチの実
大師堂 ヤブツバキ
大師堂から北側の展望



大師堂から上は道は整備されておらず踏み跡をたよりに登っていく。周辺には大きな岩も多くそれぞれに名前もついているようだ。
おっと、頭上にはウラジロノキか赤い実がいっぱいついて美しい。踏み跡沿いにはアカマツとヒサカキが多くり所々でシダが覆っている。
しばらくで稜線にでるがここで右に向けて南側にターンし、さらに尾根づたいに山頂西側のピークを目指す。足下にたくさんのコウヤボウキの枯れた穂が印象的だ。
倒木やイバラが多く歩き難いところもあるが、結構登っている人もいるのか踏み跡も分かり易くビニルテープやひもが多く着いているので迷うようなことはないだろう。
いくつかの小さなピークの登り下りを繰り返し、前方に山頂西側ピークが木間から見えると一旦鞍部に下り、登り返すとピークの頂上(木に水尻山?とあったが)に到着する。
樹林のなかの緩やかな傾斜の緩い平らなところであるが、ここが一番の注意箇所。
踏み跡とビニルひもは真っ直ぐ下っており、ついこちらに行きそうだが、これを下ると呉CCゴルフ場の方に下ってしまう。


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くぐり岩 尾根への登山道
ウラジロノキ?の実
登山道にある天狗岩 西ピークへの尾根道
尾根道から西ピーク展望 西ピークは平坦な雑木のなか



山頂には東の尾根に向けて直角に左に曲がらなくてはならないが道らしいものはない。ピーク左は背丈ほどのシダで覆われているので、少し先に行って通れそうな所を選んでシダが少なくなった樹林のなかに突入する。
明確な道はないが、尾根を外さないように行くと踏み跡が現れるので、これに従って東に進めばよい。
帰りもこの辺りは分かり難いのでよく頭に入れておくかテープで印をつけておくのもよいだろう。
ここから先の踏み跡にはちゃんとテープやひもが所々につけられており、倒木やイバラに苦労させられながらも尾根に沿って進む。
小ピークをふたつを登り返し最後の登りを上がると木に「行者山」と矢印があり、西側ピークから30分弱で最高点に着いた。平坦で足下にはシダとマツをはじめとした雑木に囲まれて視界はあまり良いとは言えないが、それでも木間を通して大崎上島や瀬戸内海を望むことができる。
ここが最高点らしいので山頂だったら三角点はと探しまわったが見あたらず、さらに先に行ってみるがどんどん下るばかり。
今日は少々遅れをとってしまい、登山口に着いたのが13時。途中、昼食を食べたりしていたら早や15時過ぎである。冬の日暮れは早いのでとうとう三角点探しは諦めて下山することにした。
(後で調べたところどうも三角点は最高点ではなくもう少し先のピークのようだ)


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西ピークから山頂への道 大きなクロキ?も
山頂への道を振り返ると西ピークが
小ピークからの下山道もシダが覆いイバラが多い 小ピークからの下りからの山頂展望
山頂への登り 尾根道には倒木が多い
山頂はほとんど平らでとこがピークかよくわからない 山頂周辺
山頂からの瀬戸内海側展望



復路は西側ピークへの道を再びイバラに悩まされながら下るが、まだ4時前というのに樹林のなかは薄暗くなってきた。
これでは4時を過ぎるといやなので、予め調べておいた林道へのエスケープルートを下ることとする。
西側ピーク付近から踏み跡をはずれ、道のない樹林とシダのなかを方向を定めてさらに西側にある林道に向けて下っていく。
前方が急に開けるとちょうど林道の終点に出た。やれやれだ。
周りが開けるとまだ結構明るい。ここまでくればもう日が暮れようが心配することはない。
これでも車が通るのかと思うくらい狭い林道だが、最近付けられたもののようでジグザグに曲がりながら急な下りが続いている。
林道からは右手に山頂西側のピークから北に向けての稜線が一望でき、あれを下っていたらもっと時間がかかったことだろうと思いながら谷筋をどんどん下って行くと次第に道巾も広くなる。
車の輪だちの跡もはっきりしてくると舗装道路となり国道185号線バイパス道まで下る。
これを横断し、真っ直ぐに進み川に沿ってしばらくで登りはじめた登山道の標識につく。
今日の反省!。当たり前だが、「山を甘くみない。できるだけ早い時間に行動を開始し、時間に余裕をもって登るべし」であった。


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下山は時間が遅くなったので林道に下る 林道沿いのクロキの実
下山途中の林道からの行者山への北側ピークから山頂西側ピークの稜線
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車も通れそうにない林道 なが〜い林道はどこまでも続く
下に下るとやっと車が通れそう




 [ルート&タイム]

 登山道案内標識(10m)
  ↓0:10
 取付案内標識(75m)
  ↓0.07
 左分岐(240m)
  ↓0.07
 大師堂(255m)
  ↓0:19
 尾根(345m)
  ↓0:35
 山頂西ピーク(365m)
  ↓ 0:09
 ピーク(350m)
  ↓0:20
 山頂(369m)
  ↓0:13
 ピーク(350m)
  ↓0:07
 山頂西ピーク付近(365m)
  ↓0:15
 林道終点(340m)
  ↓0:26
 国道バイパス(20m)
  ↓0:05
 登山道案内標識(10m)


 (注)標高・所要時間は概略参考