広島県戸河内町    (1,153m)    
2002. 10. 14
ムラサキセンブリの花を求め登ったてススキで覆われた草原の山。

南登山口からの深入山


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快晴の空のもと、ムラサキセンブリが丁度見頃と思われる深入山を久しぶりに訪れた。
以前は定点観察の山として2週間に1度は登ったところであるが、このところとんとご無沙汰しており、はずかしながらこの山に林間コースがつくられて以来はじめてのこの山である。
各登山口やルートの名前も新たにつけられ標識や案内図も要所要所に設置されて、近年相当整備されたあとが伺える。

今日の登山口は「いこいの村ひろしま」前の東登山口。なつかしい案内標識にしたがって登山道にはいる。
連休とあって行き交う登山者にも家族連れが多い。まわりはススキで埋めつくされてそのなかのあちこちに青いリンドウの花がたくさん顔をのぞかせている。
スキー場の上部から見た登山口は箱庭のように見えるが、まわりを見ても紅葉には少し早いようである。
しばらくは歩き難い木段が続きジグザグについた道をたどると前方の稜線が望めるようになり周りが一段と開ける。
一本の松の木が一本立っている「一本松」で一休み、斜面をススキで覆われた雄大な眺めをしばし堪能。

ここから稜線までは緩やかな登りでブナが見られ右側は樹林となってすでに大分色づき始めているようだ。
この辺りから目的のムラサキセンブリが見られるようになるが、登るにしたがい今が見頃とうっかりすると踏みつけそうなくらいたくさん咲いている。
リンドウは相変わらず多いが、これに加えて盛期を過ぎたボクチアザミやヤマラッキョウも混じる。
南コースとの合流点周辺の草原ではハバヤマボクチが多いがこれもすでに終わりに近い。オケラがたくさん咲いていたのてあろう枯れ花が多い。

山頂へ尾根道を右にとり、日陰のない荒れた坂道を登ると山頂である。周りには何もさえぎるものもなく360度の展望が楽しめるがやや霞んでいるのが残念だ。
今日は登山者もなんと多いことか。先日の福田頭がうそのよう。やはりネームバリューと気楽に登れるところが皆を呼びよせるのであろう。

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「いこいの村ひろしま」前の東登山口からいざ出発 スキー場を横切って支尾根にとりつく
木段の歩き難い登山道 山麓はススキ・ススキでいっぱい
一本松から見た稜線 登山道のブナも紅葉をしている
南登山口からのコースとの合流点付近からの山頂展望
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360度の展望の山頂には今日は人も多い 恐羅漢方面の展望だが少し霞みがかかり逆光でいまいち
山頂から北〜北西方面展望(右から掛頭山・臥竜山・聖湖・高岳・聖山だよ〜)


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下山はやはり林間コース。まさにスーパー登山道といってもいいくらいの広い立派な道がついている。山頂から一旦西に下り北にまわりこんで支尾根を北西に向かう。
以前からあった山頂から北北西に向け小坂に下山する林間コースとはやや西側にこの道はつけられている。
右に左によく曲がった道だが、しばらく山頂を背に右に臥竜山を見ながら低木とススキのなかを下るとブナの混じった雑木林が所々に見られるようになる。
おっと、右側に大きな平らな岩がある。この先に立つと聖山方面の緑の樹海が一面に望める、我称して「展望岩」。紅葉の時期だともっと素晴らしいことだろう。
道に沿ってどんどん下ると四叉路に出る。真進すると直ぐに休憩所、右は西登山口、左は南登山口へ。

ここは左に道をとって、しばらく行くと樹林のなかに。まだあまり大きくないコナラの林にササの林床の何の変哲もない道が延々と続き、途中西登山口への分岐があるが、そのまま道標にしたがって下りきったところがキャンプ場。ここから草原に出てすぐに南登山口に到着する。
さすが以前「正面登山口」と言っていただけあってここから登る人が一番多いようだ。

東登山口までは立派な道がついているのでこれを歩いて、一旦スキー場を横切り「いこいの村ひろしま」の駐車場に到着。
今日は余裕をもった楽ちん登山。こんな山登りもたまにはいい。

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はちまきの道ような山頂下の道を通って下ってくる 林間コースは立派な道のスーパー登山道
先に立つと聖湖方面の樹海が一望できる展望岩 しばらく下るとアカマツの混じった樹林になる
ハウチワカエデが紅葉真盛り 休憩所・西登山口・南登山口への四叉路
南登山口への道の左手には草原の山麓が広がる 再びコナラの樹林が南登山口キャンプ場まで続く





 [ルート&タイム]

 東登山口(815m)
  ↓0:30
 一本松(1035m)
  ↓
0:10
 尾根三叉路(1050m)

  ↓0:10
 深入山頂(1077(m)
  ↓0:50
 樹林内三叉路(880m)
  ↓0:12
 南登山口(815m)
  ↓0:15
 東登山口(815m )
  
(注)標高・所要時間は概略参考
 



この山の最後の

今日の目的の花ムラサキセンブリ
今が盛りと群落をつくっているムラサキセンブリ
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カワラナデシコ ゴマナ
ボクチアザミ ウメバチソウ
ヤマラッキョウ コウゾリナ
ハバヤマボクチ マツムシソウ
リンドウ
アキノキリンソウ リュウノギク