広島県尾道市瀬戸田町
観音山
(472.3m)


エドヒガンザクラの美しい瀬戸諸島で最も高い山

垂水の集落からの観音山展望



標高472.3m、生口島はもとより、芸予諸島でも最高峰を誇る山である。
頂上からは愛媛県の伯方島や大島などの島々や、遠く四国山地まで大パノラマを一望できまる。別名「火瀧山」とも呼ばれ、その昔この山で狼煙を上げていたことに由来しているそうだ。
また雨乞い祈祷の霊場としても知られ、毎年4月の第2日曜日には火瀧観音大祭が行われている。

このたびは植物の観察を主体にこの山に登った。道は良く整備されていて子供ずれでも気楽に登ることができ楽しめる。車でもこの山の中腹標高約230mまで登ることができるので、あまり歩くのは苦手という人はここの駐車場に車を置いて登ればよい。

登山口は駐車場から少し下った山側にあり案内板もあるのですぐわかる。すぐ近くに八丁の石柱がある。

ここから山道となり山の斜面をジグザグに登っていく。
ほとんど道の周りは常緑樹を中心とした雑木林で展望はほとんどない。しかし今の時期は木々も新緑を出し森林浴は満点。この島に自生しているエドヒガンザクラやヤマザクラも満開を少し過ぎたものの花びらが風に吹かれて花吹雪散っているながめはなかなか美しい。

足元にはナガバノタチツボスミレやシハイスミレなどもちょうど見ごろ。ヒトリシズカはまだやっと白い花をちょっとのぞかせているだけだ。

途中三丁の石柱が立っていた。昔は観音参りの道だったのかもっとたくさんの石柱が所々にあったのだろう。
西側斜面をほぼ真っすぐ登るとやがて観音堂に到着。ここで初めて周りの展望が開ける。
東屋もあり休憩にはちょうどよい。その少し上に鐘楼がある。

ここからUターンして尾根に沿って登れば100mくらいで三角点のある山頂に到着するが、周りは樹林で覆われて展望はない。

この山は山頂までは一本道なのでまず迷うようなことはないし、足元も結構整備されており歩きやすいのでルンルン気分で登れる。
この道のルートの説明を記すまでのものではないので、写真で周りの雰囲気を感じてもらえればと思う。

今回は登山口から山頂往復のピストンで登りはゆつくり時間をかけて周りをキョロキョロ、下りはスタンダードペースで下り約40分で駐車場に到着した。


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登山口(左に案内標識あり) 北斜面を木段のある登山道が続く
途中登山道の木間から瀬戸の海が広がる ジクザグの道で斜面も右に左に登山道沿いには岩も多い
倒れた木のトンネルも エドヒガンザクラの大木も花盛り
右に左にジグザグの道が続く 西側の斜面に沿って真っすぐ登るようになる
いったん平坦道となる 緩やかな登りが続く
最後の平坦な道 閉ざされた観音堂
灯篭・鐘付堂・観音堂から山頂への道 鐘付堂
観音山山頂三角点
観音堂から南西方面展望(右から大三島・大島・伯方島・遠くに四国の山々が望める)
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観音堂から南方面展望(伯方島・遠くに四国の山々が望める)
駐車場ロータリーからの北側展望(高根島の向こうに三原市幸崎町、竹原市が望める)




 [ルート&タイム]

 駐車場(235m)
  ↓ 約0:15
 登山口(230m)
  ↓ 約1:30
 平坦地(395m)
  ↓ 約0:30
 観音堂(455m)
  ↓ 0:03
 観音山山頂()
  ↓ 0:40
 駐車場
(235m)

 (注)標高・所要時間は概略参考
   
登りは観察しながらの時間 
   下りは通常歩行で下山
 



登山道周辺の植物たち
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アリアケスミレ ナガバタチツボスミレ
シハイスミレ ヒトリシズカ
ウラシマソウ コウヤボウキ(昨年の枯れ花)
ヤマザクラ エドヒガンザクラ
コバノミツバツツジ ナガバノモミジイチゴ
ザイフリボク オニイタヤカエデ
ウリハダカエデ クヌギ


2011. 4.