広島市安佐北区 (782.4m)
2002. 2. 23
期待のアセビの花ははまだまだ先だった。名前負けのやや消化不良の静かな山。

八千代町からの遠望



 今日はアセビの花を期待して千代田町に近い広島市安佐北区の備前坊山に向かう。
 登山口は南側の南原峡方面からと、北側の千代田町上畑からの道がある。以前は取り付きのある中倉峠へ両コースから林道を車で行き来することができた。しかし、今では南原側の林道は荒れて車は通れないし、上畑側からは中倉峠にDDIの中継局が設置され峠まで舗装され立派な道に変わったものの、途中に車止めができ鎖が張られている。

 今回は千代田側から入り、車止めに駐車し中倉峠への道をとった。
 登山口の車止めから十下までの道路にはまだ雪が大分残っている。峠に中継所がつくられてからは、東側の尾根への取り付きは、そのほとりの柵に沿って登るがちょっと分かりずらいか。ここを過ぎると明確な踏み跡が支尾根に沿って続いている。
 杉の植林の中の静かな雰囲気の道はまずような迷うことはないだろう。ササの林床にツガやリョウブの木が多い。登るに従ってアセビが増えてくる。
 途中、左手がすっかり伐採された地にでて北側の展望が開ける。この辺りは道も雪が結構残っておりササも少し深くなるが、伐採地との境を進めば尾根は近い。スパッツを付けていないため登山靴に雪が入ってちょっと冷たい。

 尾根に着いたら右に踏み跡をたどればしばらくで山頂に到着である。ササの中に三等三角点が鎮座している。周りは展望もなく、アセビが多いが花は全く咲いていない。ちょっと山頂付近ではまだ開花は早すぎたのか。
 さらに尾根に沿って南に進んでみる。広大なアセビの林がどこまでも続く。結構大木も多い。こんなにアセビが多い山も珍しい。林床にはツルシキミが所々に群生しており花芽もついているが実の方は全く見られない。
 進むにしたがい次第に下りはじめて杉の植林となってきた、テープも所々に見られるのでどこかに下れるのだろうが今日はこの辺りで再び山頂まで戻る。
 残念ながら期待に反してこの山では一輪もアセビの開花も見ることができなかった。
 下山は往路をそのまま下る。

 この山にみんな何を期待して登るのだろうか。名前に惹かれて登るのかな。展望もさしたるものはなく、アセビ以外あまり見るべきものはなさそうだ。
 今日は、アセビは咲いていないし、予想以上に結構簡単に登って下れるので少々物足りない感じも残った。
 しかし、山麓に下りて見ると既にアセビも満開の花を咲かせており、ここでやっと目的の花に巡りあうことができた。


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登山口途中から先は歩く 取付はマイクロウエーブ中継所横の柵
杉林のなかの支尾根登山道 伐採地からの展望
主尾根に登ると右にターン 備前坊山頂
三等三角点
山頂から南に続くアセビの林には結構大木が多い アセビ林の林床には所々にツルシキミがあるくらい

ソヨゴの実ももう終わりか 麓に下りるとアセビも満開だった



  [ルート&タイム]

 登山口(500m)
  ↓0:15
 取付(640m)
  ↓0:14
 尾根(770m)
  ↓0:04
 備前坊山頂(782.4m)
  ↓(0:19)
 取付(640m)
  ↓0:10
  登山口(500m) 
 

 注:時間と高度は参考 




○今ひとつもの足りず、帰りにユキワリイチゲの自生地の開花の様子伺いに寄り道○
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中にはこんなに咲いてるのも まだ少し早い


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