広島県芸北町    (1,223m) 
2002. 2. 3
雪山を堪能でき、神秘的な雪の世界に浸ることができた楽しい山歩き。

千町原からの臥龍山



 晴天とまではいかないがまずまずの曇り空。
 千町原登山口前の車道まで除雪がされていないため、相当手前の人家のあるところが取り付きとなり雪上を登山口まで歩く。
 千町原から臥龍山へは右の原っぱに入るが雪上には既に踏み跡が残っている。これはいいぞ。この辺りで積雪は40cm位か。
 樹林に入り平坦な雪道をしばらく行くと。遠くに目だった赤い実をたくさんつけた木が見えるが何だかよく分からない。ノリウツギの花も枯れて雪が積もっている。
 しばらく進んでやや右にターンし沢を渡ると登りが始まる。先行者の踏み跡があるので歩き易い。
 ミズナラ・ナツツバキ・リョウブ等の林が続く。粉のような雪が降り始める。登るにしたがいブナが多く見られるようになり雪も少しづつ深くなってくる。
 大好きなブナ林が続く。この山のブナは結構大木が多く、この雰囲気が何ともいえない。周りはほとんど広葉落葉樹なので葉は全くなく樹林の中といえどよく見通せる。

 やや急な道を登った先が林道終点で雪で埋まった駐車場に到着。ここの雪霊水は年中絶えることのないというだけあってこの冷たさのなかでも水が流れている。夏場は車で埋まっている姿がうそのような静けさだ。
 さらに急な道をが続くが、この頃から少しガスも出てきた。この辺りになると木々も枝先まで雪を被ってまた違った雰囲気だ。10分程直登すると山頂に到着。

 山頂には先客がいた。トレードマークの岩も雪で半分埋まっている。この辺りだと積雪も1m以上ありそうだ。
 粉雪の中、風があり少し寒いので防寒着を着用し昼食をとる。

 下りは南西に向かって尾根沿いに進み聖側登山口に下る。
 山頂からは緩やかな下りが続くが、先行者が歩いた気配がない。尾根を外さないようワカンをつけて歩きやすい所を進む。
 風雪に耐えて立っているブナの大木が素晴らしい景観をみせてくれ、まさに神秘的な世界をつくっている。木々の雪のつき方も様々なオブジェに見えて歩いていても楽しい。
 一旦鞍部まで下り、再び登り返してそのまま下ると林道だ。間違いなくそこには臥龍山登山口の標識があった。

 積雪があるのでそのまま林道を横断し再びUターンした林道まで一直線で下る。さらに林道から分かれて最後の下りにかかる。
 この辺りまでくると木について雪も少なくなるが、周りは相変わらず落葉した林が続く。わざわざ道を外して雪と戯れながらの山歩きも楽しい。
 そうこうしている内に、国道191号線が下に見えてくると下山口は近い。
 まさに、今日は雪と遊び、白い幻想の世界を旅した楽しい山歩きであった。


・・・・
・・・・・・・・・・・・
歩きはじめの取り付部 千町原登山口
樹林にはいるとミズナラの登山道が 沢を渡る
ヤドリギが 登るにつれてブナ林になる
林道終点の駐車場は雪の中 雪霊水は今日も流れている
林道から山頂への登り道 登山道脇のブナと周りは少しガスが
木の枝は雪で覆われている 木のないところは1mはある雪原
雪に埋もった山頂 雪を被った山頂の周りの木々



◇雪に耐える尾根のブナ◇



雪を被ったオブジェはスギの木か 枯木に巻き付いたつるの雪も美しい 風にさらされているブナ



◇ブナ3態◇
・・・・・・・・・・・・



下山道にブナは続く 林道の臥龍山登山標識
一旦真っ白い林道に下る 聖湖側国道の下山口

遠くて何か分からないが目立つ赤い木の実 ノリウツギの枯花にも雪が


  [ルート&タイム]

 町道取付(780m)
  ↓0:13
 千町原登山口(790m)
  ↓1:20
 雪霊水(1,130m)
  ↓0:10
 臥龍山頂(1,223.4m)
  ↓(1:04)
 林道上(965m)
  ↓0:02
 林道下(950m)
  ↓0:19
 聖湖側登山口(760m) 
 

 注:時間と高度は参考 



もどる