KOGURE-KENASIYAMA (1,082.5m) 
広島県芸北町


2001.11. 3

雨の中で落葉広葉樹林の紅葉は最盛期、これを楽しむのもひと味違った楽しさがある





 雨の天気予報のなか、今日は山歩きが目的のグループでの登山に参加し芸北の大暮毛無山に登る。
少々の雨は登るのがこの会。登山口への車中からは既に雨が落ちている。

 大暮登山口には以前登った時は無かった立派に案内標識が立って、入口の道巾も大分広くなった。これなら誰も迷うことはないだろう。
 登山道にはいると既に周りの木々は紅葉し美しい赤黄色で染まっている。
 落葉広葉樹に覆われたこの山は、山頂までほとんど樹林の中を歩くので、夏だと同じような樹林の中を黙々と歩いていつのまにか山頂に着いたと言う感じであるが、この時期は周りを見ていても次々と変わる木々の色づき、赤や青の草木の実も見られて楽しく飽きることがなく最も美しく栄える季節である。

 しばらく行くと、姥御前神社という古い社がある。こんなところまで誰が来るのだろう。
 道中は緩やかな登り道はるんるんムードで歩き易い。小さな沢を渡りさらに進むとカタジ谷出会の稜線に到着。真っ直ぐ行けば阿佐山への縦走路だがここは右に折れて毛無山へ尾根伝いの登りをいく。
 しばらくの間は右手が杉の植林、左手が雑木林となっている。そのまま尾根にそって落葉樹の林を堪能しながら進むといつのまにか山頂に着く。

 登山道沿いにはブナ・ミズナラ・トチノキ・コシアブラ・カエデ類・クヌギ等が多く紅葉最盛期。頭上には赤い実をたくさんつけたアズキナシの木も多い。ガマズミも負けじと実を残している。足下にはツルシキミ・ツルアリドオシ・ツルリンドウ等の赤い実がこれまたたくさん目にはいる。

 山頂には三角点があり、ブナ・クヌギ・アズキナシ等の木々に囲まれて、東側が一部望めるだけであまり展望は良いとは言い難い。それに今日は雨なので遠くは霞んでよく見えない。

 シートを屋根代わりに昼食後、尾根をさらに南に向けて下山開始。
 下るに従い二次林と思われる雑木が多くなる。多分昔は伐採されたまさに毛無山だったのだろう。
 鞍部に下ると道は左右に分かれており、右に行くと大暮へ、左はこれから下る移原への道。ここは左に道をとり雨の滑りやすい石混じりの道を下り続けるとると、前方が開け林道に着く。
 これを下ると美和スキー場でここでやっと車中の人となる。
 雨の中ではあったがこの山の紅葉を十分満喫できた一日であった。


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登山道途中にある姥御前神社 登山道の紅葉
冠雨でも紅葉は美しい ウリハダカエデの紅葉
登山道沿いのツチアケビの実 山頂三角点横に雨除けシートの下で食事
山頂のアズキナシの赤い実の群 ツルシキミの赤い実も多い
ブナの紅葉 尾根から東の山々展望

[ROOT&TIME]

 大暮登山口(700m)
  ↓1:50
 山頂三角点(1082m)
  ↓0:50
 大暮分岐(839m)
  ↓0:35
 移原林道(570m)
  ↓0:15
 美和スキー場(5370m)
 

 (注)時間・標高は参考値


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