HUKUDAGASIRA  (1,252.7m)
PartL
広島比和


2001.6.30

梅雨の真っ最中の一時、この時期クモキリソウ・イチヤクソウ・ツチアケビ等を見て満足の山登り

中腹より上は雲の中の福田頭遠望



 麓から福田頭を望むと、中腹から上は雲の中。こりゃ、雨はどうかなと心配しながらも登山口へ。
 林道の周りは次第に伐採された範囲が広くなっている。雨後の道はぬかるんでいるところが多い。周りにはヒメジオンがますます増えてきたが、ヤマアジサイ・オカトラノオ、ギンリョウソウ・ドクダミ等に混じってヤマジノホトトギスがもう盛りを過ぎた花を咲かせている。
 なんと、林道終点の登山口には案内板が新たに設置されており、下山口までのルートが地図と併せて記載されている。
 登山道にはいると5月に比べると大分草木ものびて、場所によったら伸びた枝を払いのけながらの歩行。
 昨日まで雨が降っていただけに沢の水量も多い。最初の石伝いの沢渡りはいつものところではなく少し上流を渡る。 一・二・三の滝も激しい流れに見応えがある。足下もゆるんで歩き難く、三の滝からの登りの道は小川となっているなかを進む。スパッツは必需品だ。
 途中多く見られるヤマアジサイは丁度満開で見事。クミキリソウも何ケ所か見られイチヤクソウも群落をつくっている。タイミンガサやモミジバハグマはまだ開花には少し早いか。トチバニンジンはもう実つけているものも多い。
 三の滝上流の、トチ・サワグルミ・ブナ等の湿地の原生林の谷間にはルイヨウボタン・エンレイソウ・ユキザサなどがたくさん実をつけている。

林道終点登山口と新案内板 沢の左側に沿って登山道
一の滝、水量も多い 二の滝 三の滝

 沢を横断する度に渡る場所を考えなからの水に浸かっての石伝い。最後の沢を渡ると谷の左側の斜面に沿って登っていくがこの登山道がまた川となっている。周りは雲に覆われているとみえ遠くの木々が霞んで見えてまるで桃源郷のようだ。ということで、峠にでても周りは真っ白で何も見えなく雲の中。
 ヤマボウシの白い花が目立っており、コアジサイの終わったあとヤマアジサイだけは道中どこでも見られたし、ツチアケビも群落をつくっていた。
 山頂への尾根はブナを中心とした樹林とササの林床の道だが、周りの木々も遠くはうっすらと墨絵のようで情緒満点であるものの周りの展望はあろうはずがない。まだ2時というのに夕暮れが近いような暗さだったが雨も降らず、どろんこになりながらもまずは満足の一日だった。

谷筋湿地の原生林 尾根筋の登山道周辺もガスの中 尾根筋にはブナが多い



雲に隠れた山の中で暗くてうまく写らなかったが、梅雨真っ最中のこの時期に植物もこのくらい見られればよしか。

 イチヤクソウ 

 クモキリソウ 



ヤブレガサ ムラサキニガナ トチハバニンジン
アカショウマ オオモミジハグマ
エンレイソウの実 ルイヨウボタンの実 ユキザサの実

 ツチアケビ 
 少し早いが

ウリノキ ヤマアジサイ ミヤマイボタ
ハナイカダの実 エゾユズリハの実 ハイイヌガヤの実

○ 林道沿い花 ○
ヤマジノホトトギス オカトラノオ ドクダミ



もどる