OOTUEYAMA  (997.5m)
PartK
広島県芸北町



大佐山からの大潰山・傍立山展望


2001.6.03

 ツツジで名をはせている大潰山だが、既にその時期も終わって、新緑も濃い緑に変わり、今の時期とは思えない暑さと相まってまるで夏の様相にちかい。

 登山口は大潰山東側の林道で標識が立っているのですぐ分かる。
 一旦登山道に足を踏み入れると樹林の中。緩やかな坂から次第に急な道となるが、木々の背丈が低くなって空が広がり、カシワやアセビが増えて、後ろの景色が見えるようになると道もゆるやかになり、しばらくで山頂に到着。
 時期的にも花は少なく、途中ヤマツツジ・レンゲツツジの赤、コバノガマズミの咲き残りやスノキ等の花、足下にはチゴユリ、ギンリョウソウ等の花が見られたくらい。

林道登山口 山頂三角点

 山頂には三等三角点が鎮座しており、周辺は日陰がないのが難点だが、どうしても陰で休みたいという御人は少し戻ってカラマツ林の中にちょっとした広場がある。
 山頂からは北側のカラマツ林側を除くと西側の山波、南側に大佐山・臥龍山・掛頭山等、東側に阿佐山、天狗石山等が望める。
 ツツジのシーズンも終わり、山頂には他に一個連隊と2組のグループの登山者と思いの他少ない。
 山頂周辺には、ヤブデマリ・アラゲナツハゼ・タチシオデ・コマユミ・ナツハゼ等が花をつけている。特に、アラゲナツハゼは山頂周辺に多くみられる。ここに多いカシワは丁度小さな雌花が満開。周辺にはカシワの幼木も多く、将来はこの辺りもカシワの森になっしまうのではないだろうか。

東方面展望は天狗石・阿佐山等が 西方面展望
山頂南展望:大佐山・臥竜山。掛頭山等


 下山は南の傍立山に向け一旦下り、急なササの道を登り返すと山頂だが、平坦でつぼみもつけていないササユリも多いカシワの樹林帯のなかに道があり三角点はない。冬は大潰山が木間から見えるところだが、今の時期はカシワの木に埋もれて展望は全くない。
 南側への下りは急で滑り易いが、最も急なところにはロープがつけられている。
 ゆるやかな道となると一旦送電鉄塔のある所に登り左に下るが、このまま真っ直ぐずっと行くと登山口へ向かう林道の途中の田んぼのなかに出る。最近黄色板の分かりやすい案内標識がついたので間違うことはないだろうが、これに従い右に曲って大佐スキー場側へ少しいくと駐車場に到着。
 下山道で見られた植物の本日のハイライトは何カ所か見られたキンランだろう。黄色のあでやかな姿には十分満足。道中足下にはタツナミソウに似たナミキソウが数本咲いていた。マムシグサも目立った姿で自分も見てよと誇示している。ヤマボウシはまだ咲き始めで薄緑のものが多く整然と立った姿は見栄えがある。リョウブはつぼみわたくさんつけていたが、やはり時期的に見るべきものは少なかったような気がする。

傍立山はカシワの森 大佐スキー場への分岐


ROOT&TIME

林道登山口(235m)
 ↓0:40
大潰山頂(997.5m)
 ↓1:00
大佐スキー場分岐(430m)
 ↓0:05
大佐スキー場駐車場(200m)

(注)・標高・所要時間は観察を含めた概略参考値



思いのほか色々な花がみられた。時期を変えればまた面白いかも・・・。

ヤマツツジ ヤマボウシ レンゲツツジ
ヤブデマリ タチシオデ アラゲナツハゼ
カシワの雌花 コマユミ タンナサワフタギ

キンラン

アキグミ ナミキソウ マムシグサ


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