TENJIDAKE  (757.6m)
広島県豊栄町


2001.5.26
北側吉原からの天神嶽




 以前は麓の安宿の小学校裏に登山口があり、ここから歩いていたが、最近林道ができ車の場合は少し上まであがれるようになった。

 麓には登山口の標識も全くなく不親切で、どこから登ればよいか初めてだと分かり難い。
 ただ、林道からの登山口には最近新しい「登山口」の標識が建っている。
 道は広く沢に沿って緩やかな傾斜で雑木林の中を登っていく。途中道端のところどころに小さな地蔵さんがあり信仰のために結構人が通っているようだ。
 前方が開け、大きなため池が現れるとここに阿弥陀堂がありお地蔵さんもたくさん奉ってある。
 池の畔には、いたるところにアヤメが紫色の花を水辺に影をおとして美しい。

林道登山口 阿弥陀堂 ため池

 ここから道も細くなるがはっきりしており迷いようもない。一昨日までの雨が登山道を流れており足下はあまり良くない。

 アカマツの混じった雑木林にはちょうど赤いヤマツツジとピンクの薄いモチツツジ?がいたるところで見られ春と夏の花との端境期に際だって目立っている。
 緩やかな登りがさらに続きまわりは雑木の谷筋で全く展望はない。ショウジョウバカマが多いがハカマだけを残して既に花はない。コアジサイの群落がつぼみをたくさんつけている、ギボウシ葉は大きくなっているが花はこれかから。
 周りを見るとはタンナサワフタギのにぎやかな白い花、ツクバネウツギの可憐な花が結構多い。
 樹林内の登山道を登り切ると東天神嶽と中天神嶽の鞍部に到着。
 標識があり、まずは右の東天神嶽の登りに足を運ぶ。途中岩の間を通過し小さなピークを越えると山頂だ。何の変哲もなく岩がところどころにあるが、右側に樹林を抜けると大きな岩が3カ所ありここから麓に広がる樹海と中・西天神嶽から豊栄の町・鷹ノ巣山・板鍋山方面が一望できる。
 山頂の岩のまわりにはクヌギの大木で覆われており、ホウノキも白い大きな花をつけているのが見られる。展望としては3峰のうちここが最も好きだ。

石の案内標識 東天神・中天神嶽分岐の峠 東天神山頂
東天神嶽山頂岩から中・西天神嶽から鷹ノ巣山・カンノ木山方面展望
中天神嶽山頂は岩の上 中天神嶽からの東天神嶽 西天神側道からの中天神嶽

 展望を堪能して休憩の後下山開始。急な下りを先程の暗部へ下るが、尾根道には少し砂利が敷かれておりおり歩き難い。
 鞍部を通り越して緩やかな登りを行くと、大きな大小の石仏や水場などのある神仏の園地があり、天神沖から登るコースと合流し休憩所もある。
 ジグザグの道を少し進むと大きな岩の中天神嶽に到着。山頂は巨岩の上。ここは360度の展望で、目の前に東天神嶽が横たわっている。

一旦少し下って樹林の中の道を登り返すと西天神嶽山頂。三角点はこの峰にあり、ごていねいに2等三角点の案内板まである。
ベンチもあり南から西・北方面にかけて周りの木々も伐採され展望が広がる。
出発が遅かっただけに3時を過ぎ、空も雲が低くたれころてきたので早々に往路を下山

西天神嶽山頂 二等三角点 大土山展望



ROOT&TIME

天神嶽林道登山口
 0:40
東・中天神嶽鞍部
 
0:15
東天神嶽(732m)
 0:20
中天神嶽(1025m)
 0:10
西天神嶽(757.5m)
 0:15
東・中天神嶽鞍部
 0:30
天神嶽林登山口

(注)・標高・所要時間は観察を含めた概略参考値



結構植生も豊かなこの山も、春の花と夏の花の端境期にはいり草木の花はややさみしいが、赤とピンクのツツジは目を楽しませてくれた。

ヤマツツジは咲き始め ツチツツジは最盛期を過ぎている ガマズミは盛り
ツクバネウツギも多いが少し散り始め タンナサワフタギもよく咲いている エゴノキもいっぱい花を
コアジサイはまだツボミ ため池の畔にアヤメが ノイバラも群生するときれい

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