HIREHURIIYAMA  (358,8m)
  島根県益田市


2001.4.15
惣八幡宮からの比礼振山遠望



 比礼振山とはなんとなく響きがよい。登ったこともなかったし、名前に惹かれて某グループに参加して益田までの遠出となる。
 地元で聞くところ、なんと今は山頂まで車道が通じているそうである。だが、われわれは山登りなのだから、国道191号沿いの惣八幡宮横の案内板あるところからスタート。

 すぐにあぜ道から深い樹林の山道にはいるが、そこまでの足下には紫のスミレやキランソウ、黄色のキジムシロ・ウマノアシガタ等が我々を迎えてくれた。
 樹林帯にはいるとうっそうとした木々のなかの谷沿いの道。沢に沿ってアオキが多く、あまりきれいでない花を咲かせている。コンロンソウ・チャルメルソウ等も群落をつくっている。シュンランもある。
 沢から外れ中間点くらいの林道まではクロキ・アセビ・アラカシ・シラカシ・コナラ・エゴノキ・ヤマモモ・クリ・ヤブツバキ・リョウブ・ヒサカキ・スジタイ・ネズミモチ・タブノキ・コシアブラ・ウリカエデ等と色々な木が茂った雑木林の中を落葉を踏みしめての山歩きは心地よい気分である。
 三つ葉アケビが花を咲かせている、五葉アケビもある。これから実がつくのが楽しみだ。

惣八幡宮がスタート地点 惣八幡宮の比礼振山案内板 登山口のここから樹林の中へ

 前方が突然開け山頂が右手に望めた。しかし、爽快な気分はここまでで、一変して舗装された林道は観光道路に変わる。
 途中、比売山神社という社があり、下に向かって由緒ありそうな石の階段の参道が延々と続いている。ここは後鳥羽院が詠っている佐姫が祭られているそうである。
 山頂までの道沿いには桜の木が植林してあり、既に葉桜となったソメイヨシノと5分咲きの八重ザクラが植えられている。ワラビも多く、ワラビ取りになりそう。
 車で上る人が次々に追い越していく。ゆっくりと八重桜を鑑賞しながら、周りの展望を楽しむのもまあいいだろう。だが、苦手の舗装道は山頂まで続いていた。

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樹林を抜けると山頂が望める 佐比売山神社

 整備された平坦な山頂は、すっかり公園化され、駐車場まである。三等三角点だけは草の中に大切に残されている。蔵王権現という祠が東南端にあり、北端の展望台からは益田市街の向こうに日本海、さらに西側にかけての山々が一望できるて素晴らしい眺望だ。
 ここには外にも、いくつもの歌碑やモニュメント、案内板等が建っている。

山頂にある蔵王権現 山頂三等三角点 山頂から南東展望
山頂展望台から北〜西展望(左益田市街と日本海) 山頂から西の山並み展望

 この山はどうやら地元の人達の憩いの場所となっているらしい。登山の対象としては、前半はまずまずだが、後半の舗装道路が約半分もあるだけに、やや面白みに乏しいのは残念だが・・・

 なお、この山のガイドは「続・ふるさとの山歩き」にもありますので詳しくはこちらを参照下さい。


ROOT&TIME

天満宮(80m)
 ↓0:40
林道(180m)
 ↓0:20
比売山神社(200m)
 ↓0:25
比礼振山頂358.8(m)
 ↓1:10
天満宮(80m)

(注)・標高・所要時間は
概略参考値




里山の早春の木々や草花は、目を楽しませてくれる。
田の畦にあったがヒメスミレのよう ナガバノタチツボスミレ フデリンドウ
シロバナショウジョウバカマ ツルカノコソウ シュンラン
珍しいシュンランの大きな実 雑草だが開き初めできれいなハハコグサ クサイチゴも集まればきれい
アケビ アオキ クロモジ
オオバヤシヤブシか? ウグイスカグラ 果実酒がうまいヤマモモ

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