広島県三次市布野町
女亀山
Part 2
(830.3m)


今年の春は遅そうな県境にあるブナ林の山

女亀登山遠望

今年の春は何時までも寒く草木もなかなか花を咲かせてくれないようだ。今日は広島県三次市と島根県赤名町との県境にそびえている女亀山に向かった。
国道54号線の赤名峠手前1.5kmを左に折れ県道を春日神社の奥にある岡三淵の集落にはいり、集落の中ほどに新規就農者宿泊研修施設があるのでこの駐車場に車を止める。

登山口は県道をさらに200mくらい進んだところの左に分かれている道が登山口であり、立派な案内標識もあるのですぐ分かる。
その登山口までの間の右手に立派な屋敷がある。これが旧庄屋屋敷ということで保存されているので覗いて見てもよい。

しばらく舗装された道が北に続くが左手に民家が数件表れると、ここで道は二分する。右は民家へ、左は島根県まで続いている未舗装の林道となっておりここは左に道をとる。

この道がまた長い。遠くに女亀山が所々で望めるがまだ遥か彼方である。
道は右の谷を挟んで右側にぐるっとUターンするように続いている。殆んど高度をかせぐこともなく少々歩きくたびれた頃、山頂が近付いて見えると右に女亀神社とある石の鳥居が現れる。
林道から分かれて鳥居をくぐると、やっとこさ小さな山道となるが、女亀山の山裾に取りつくにはいったん谷まで下り、これを登っていかなくてはならない。

鳥居を過ぎ左に曲がりながら下っていくとひこばえのたくさん出た大きなカツラが1本あり、その前の道沿いに小屋を崩した廃材が積まれていた。

鞍部では小さな沢にかかった丸木橋を渡り鞍部のササで覆われた植林地を通過し女亀山側の谷に入る。赤いビニルテープがあるのでこれに従って歩けばよい。
谷筋の周りはほとんど植林で足元のあまり良いとは言えない踏み跡が上に続いている。

しばらくすると傾斜も結構な登りとなり、最近あまり歩いていないだけに少々しんどい。しばらく沢に沿って急な斜面を登っていくと沢から右にの支尾根にと登るようになる。
植林のなかのやや平坦な支尾根の鞍部につくと、あとは山頂尾根まで急な山道だ。

植林を抜けると周りにブナが見られるようになる。しばらくでブナ林の尾根道にでて赤名町からの島根県側登山道と合流する。
よく整備された尾根道を右に取り、山頂に向かう。最後の急坂を登りきると小さな祠のある山頂に到着する。

ちょっとした広場の真ん中に一党△点が鎮座していおり、まわりはブナ林に覆われなかなかの雰囲気で、木間から大万木山が望める。

帰りは車を止めているので往路を下る。
下りは引力に逆らわないので落ちるように30分で鞍部に着き、さらに鳥居まで5分、林道も周りは往路のように植物もあまり見なかったので登山口まで1時間で着いた。


県道から分岐した登山口(案内標識あり) 舗装された道をしばらく進むと林道が分岐し、左に
延々と続く林道 林道絡む望める女亀山山頂
林道を右に分岐し女亀神社とある鳥居が しばらく行くとカツラの木の前に小屋を崩したようなものが
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鳥居を下り鞍部の沢にかかる丸太橋 東隣の沢に沿って登る
途中大きな洞窟が二つ!、水が流れている どんどん登り、右の植林の支尾根鞍部に上がる
登山道を尾根に登ると周りは一変しブナ林となりここに出る ブナ林で囲まれた尾根道
尾根登山道はよく整備されている 前方の木段をあがったところが山頂
山頂にある祠 山頂一等三角点


[旧庄屋屋敷「殿敷」の由来]
三上家の由来は、その昔南北朝時代文和年間(1352〜1356年)の頃三加美安房守の藤原勝文という侍が奈良より下り、この地西田五原山に城を築き東西五里余の領地した。
この藤原勝文は西国落ちの時、氏神として春日神社の像を懐にして下ったと、岡三淵の春日神社の旧記に記されている。この安房守の四代目蔵人益勝は文亀年間(1501〜1504年)に、石州高根城主によって滅ぼされ、その一子千代丸が母とともに落城しこの地猪臥の岡に住み、この丘を比丘ケ城とも殿鋪ともいい、当家の元祖となった。依頼500年の歴を刻んでいる。


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田園のなかにある旧庄屋屋敷 旧庄屋屋敷の案内板




 [ルート&タイム]

 就農者研修施設PA(450m)
  ↓0:02
 登山口(460m)
  ↓0:40
 林道分岐(520m)
  ↓0:30
 登山道分岐女亀神社鳥居(560m)
  ↓0:02
 鞍部(550m)
  ↓0:35
 支尾根(720m)
  ↓0:20
 尾根道合流(790m)
  ↓0:05
 女亀山頂(830.3m)
  ↓0:02
 尾根分岐(790m)
  ↓0:30
 鞍部(550m)
  ↓0:05
 林道合流女亀神社鳥居(560m)
  ↓1:00
 就農者研修施設PA(450m)


 (注)標高・所要時間は概略参考 
 



花にはもう少し・・・、沿道の花
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タチツボスミレ シハイスミレ
ツボスミレ ミヤマカタバミ
エンレイソウ カキドオシ
キツネノボタン ニワトコ
満開のヤマザクラ


2010. 4.18