山口県柳井市
皇 座 山
(526.7m)

暑さも加わり汗びっしより、0mからの登りは岩の多い歩き難い山
登山口集落から皇座山展望


今年は早くから暑い日が続いている。
向かうは柳井市の南に突き出た柳井半島の最南端にある皇座山。一路中国道を久賀ICまで走り柳井市街地を通って登山口の相の浦が登山口である。
登り始める前から蒸し暑くて汗だくの山登りとなった。

相の浦登山口から皇座山山頂に
昔から漁業とみかんで栄えた相の浦の集落から、「報恩寺」の案内標識にしたがって西にのびる緩やかな上りの舗装道路を歩くとしばらくで報恩寺に到着。用を足すならここで済ましておくのがよい。

さらに登って行くとまわりに植えられたイスノキがたくさん目に入るようになり、木にはたくさんの虫えいがついて虫こぶとなっているのが見られる。
ビワやミカンの木もあちこちに植えられているが、ビワはちょうど今の時期は黄色く熟してちょうど食べごろのようである。
後ろを振り返ると、海に浮ぶ大島が一望できて、眺めはなかなか素晴らしい。

しばらくで左に曲がる道のある三叉路を左に折れてこちらに向かうとすぐに登山口である。手製の案内標識があるのですぐに分かるだろう。
すこし急になった坂道を登るとすぐに樹林の中にはいり、周りは常緑の木々が生い茂って展望はなくなる。
登山道は岩が多く滑りやすいだ。枯葉も積もっており湿っているだけに要注意である。

約50m登ると三叉路と思われるところにくるが、ここはよく踏まれた左側の道に曲がる。真っ直ぐ行くとすぐに道らしきものはなくなりヤブと化す。
ここから尾根までは1本道なのでまず迷うことはない。
ただ、どこまで行っても急な滑り易い岩の多いガレ道なので足元注意は変らない。周りの草木を見たいなら下りでは足元に気を取られて見るどころではないので、上りでよく見ておくのが良いだろう。

途中、この山に多いコショウノキがたくさん見られたが既に花はなく実もほとんど付いておらず一つ目にしただけであった。海岸沿いの山だけにハマクサギも所々で目にすることができたがこれも花はなし。
この時期はいずこでも花は端境期なので少しさみしいが仕方ないのであろう。

展望も全くないので単調な登りが続くが、道が平坦になるとやっとこさ尾根に到着する。ここで北側からの尾根道と合流し左に道を取るとすぐに周りが開けて林道に出る。
あとは左側の緑に囲まれた道を山頂までのんびりと進むと行き止まりの広場が山頂で真ん中に三角点が鎮座している。

山頂も昔は素晴らしい眺めであったが、今はまわりの木々が伸びてしまい展望はどこえやら。唯一木間から平郡島の一部がわずかに望めるだけである。
展望を見るには林道を尾根の三叉路から少し下ると駐車場のある展望台のあるところまで行って見るのも良いだろう。ここまでは車も入るがここから上の林道には鎖止めがあり車は入れないので、山頂までは15分少々歩くこととなる。


登山口は相の浦の集落にある海岸に面した県道を西へ 少し上ると報恩寺
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さらに舗装道路を上って三叉路を左にとる 少し行くと右側に皇座山への取付がある(案内標識あり)
すぐに樹林に入る しばらくで三叉路らしきところで左の踏まれた道をとる
登山道は両側がシダで覆われたところも ごろごろとしたすべり易い道がどこまでも続く
少し急坂になると岩の露岩も多くなりますます歩き難い 尾根に着くと平坦となり左に道をとると直ぐに林道に出る
皇座山山頂、昔のパノラマが広がった面影はなく展望はほとんどない


山頂から往路を下山
山頂の広場には日陰がないので近くの木の下陰で昼食を食べたのち、展望もないので廻りの植物をゆっくり観察して往路を下山する。

今日は久しぶり晴天で蒸し暑く汗ばかりかいたが、道中が樹林の中なので陽を遮ってくれているのがせめてもの幸いである。

尾根道から分かれて坂道を下るようになると、岩の多い登山道はすべり易く足元ばかりに気を取られて廻りを楽しむ暇もない。落葉で埋もれているのでその下の様子も石ころや岩が隠れていないか足を運ぶにも気をつかうので疲れる。下るまで気を抜くことができないまま、樹林帯を過ぎて取付口に着きホッとする。

目の前の色づいたビワを美味しそうに見ていると、地元の方が収穫をされていたものを分けてもらえると言うことでさっそく安く頂いて帰る。
前方に見える素晴らしい瀬戸の島々を望みながら登山口に到着。
汗をたっぷりかいた1日であったが、久しぶりの気持ちの良い山歩きであった。





 [ルート&タイム]

 相の浦登山口(3m)
  ↓ 0:10
 報恩寺(25m)
  ↓ 0:10
 皇座山取着(60m)
  ↓ 2:00
 尾根(470m)
  ↓ 0:01
 林道(500m)
  ↓ 0:20
 皇座山山頂(526.7m)
  ↓
0:20
 林道分岐 (526.7m)
  ↓ 1:30
 取付 (60m)
  ↓ 0:15
 登山口(3m)

 (注)標高・所要時間は概略参考 
 




植物はあまり見るものもなかったが・・・
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メグスリノキ ノハカタカラクサ
ヤブウツギ コショウノキ
クマワラビ ハマクサギ
イボタノキ ムラサキシキブ


2009. 6. 7