広島県江田島市  真道山  (286.6m)・・・

海に浮ぶ360度の展望の山

中町湾からの真道山展望



久しぶりに朝から空は良い天気だ。今日は植物観察を兼ねての山登りで能美島の真道山に登る。
宇品港から中町港まで高速艇だとフェリーの半分の約30分もあれば十分であっという間に到着である。

〔中町港から真道山山頂〕
港に降りると目前に真道山が聳えているのが目に入る。そんなに標高は高くないのでピクニック気分で登れそうだ。
集落の中を通っている鹿川への道を南に約1km進むと、左手の高台の森の中にあるのが中町の八幡神社。立派な本殿の前に拝殿がある。周囲は鎮守の森となっており植物を見て歩くのもまた楽しい。

ここから「真道山森林公園」の案内板にしたがい、緩やかな登りの道を真道山の麓に向けて歩くと、防砂堰堤を左に見て真道山森林公園の管理棟のある入口に着く。
ここにはキャンプ場を始め色々な施設もあり、結構お金をかけてつくられたようであるが、これだけのものを維持管理していくのは大変だろう。ただ、どのくらいの人達がここを利用しているのかと疑問に思ったが。

この公園の最奥部手前に「遊歩道」の案内板があるので、ここから左側の階段を登ると真道山への取付きがあり山道に入る。
すぐにシダで覆われて道はすっかり隠れてしまっているので足元を確認しながら登る。また、途中からは階段もあるので要注意だ。

登山道の周りは、マツを中心とした雑木で覆われしばらくはあまり展望もない。
急なコンクリート丸太でつくられた階段が続くが、傾斜も相当急だ。一週間前に降った残雪が今もところどころではあるが見られた。

少々階段もいやになった頃、突然草で覆われた尾根の小ピークに出る。
ここから尾根に沿って左に道をとり前方に真道山が望めるとしばらくで鞍部にある林道に下る。

林道を横切ると斜面に階段の登山道がありこれを登る。これまた急な坂道だがすぐに山頂に到着する。
山頂周辺は公園化が図られ、周りが切り開かれて三等三角点と立派な展望台、石碑などがある。そして、東西南北360度の展望が開けている最高の眺望が広がっている。


中町桟橋が出発点、いざ・・・
中町八幡宮は結構立派なお宮 境内にはコジイの巨木があった
中町の集落が少なくなると瀬戸の海と広島市街の眺めが
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森林公園は整備されているが訪れる人は殆どいない 森林公園最奥部手前の階段を登ったところが取付き
山道に入った途端シダで覆われて道はよく見えない 結構急な階段が続く
急な道を登ると、やっとこさ尾根の小ピークにでる ここで東に向けて稜線を進む
尾根道から前方に山頂が望める 鞍部の林道を横切り急な階段の登山道を登る
真道山山頂はよく整備されている 三等三角点と展望台
山頂西北側展望(左から、宮島・能美島宇根山など)
山頂北東側展望(左から、中町港・江田島古鷹山、遠くに広島市街から絵下山、烏帽子岩山など)
山頂東南側展望(左から、江田島、真道山頂、陀峰山、遠くに呉市灰ケ峰、野呂山、倉橋島火山など)
山頂南西側展望(左から、真道山頂、鹿川町、宮島、遠くに屋代島・安芸灘など)


〔山頂から北尾根伝いに林道を中町港へ下山〕
下山は北側尾根に沿って続いている林道を歩いて再び中町港に戻る。
山頂北側から真っ直ぐ下っている階段を降りると、再び林道と合流するので、そのまま北に向けて林道を下っていく。
南北に続く尾根に沿って舗装された道がつけられている。これを約3km弱進むと道が二分しているので、林道から離れてここを左に道をとる。

田畑がまわりに見られるようになると民家もあちこちに。小川に沿ってさらに下ると海岸沿いの道に出る。
車の行きかう道を海岸に沿って約300m西に向かうと中町桟橋に到着する。

宇品港への船は残念ながら少し前に出たばかりで、約1時間近く待たねばならず暇をつぶすのに一苦労する。
とは言え、今日は今年初めての山登りであったが、最近としては珍しくまずまずの天気で気持ちのよい一日。広々とした眺めを満喫できただけでも日ごろのストレス解消ができた。


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下山は急な階段から始まる そして下ったところで林道に合流
延々と続く林道歩き やっとこさ海岸沿いの県道に出る
海岸沿いの道から見た湾内の眺め




 [ルート&タイム]

 中町港(5m)
  ↓0:15
 中町八幡宮(30m)
  ↓0:10
 真道山森林公園(80m)
  ↓0:05
 登山道取付(105m)
  ↓0:20
 尾根小ピーク(245m)
  ↓0:05
 鞍部林道(240m)
  ↓0:05
 真道山山頂(286.6m)
  ↓0:05
 林道(240m)
  ↓0:50
 林道分岐(75m)
  ↓0:20
 中町港(5m)

 (注)標高・所要時間は概略参考 
 



草木のようす
キバナカタバミはつぼみ すでに満開のホトケノザ
クラマゴケ、と言ってもシダの仲間 アカウキクサ、これも今やRDB
シリブカガシも花芽が ヒメヤマツツジが所々で花が見られた
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コバノガマズミの実がまだ残ってた コバンモチ
ヤマビワ ミミズバイ


2008. 1.27