広島・高野    猿政山  1,267.7m
Part−V
SARUMASAYAMA



この山は現在登山禁止です

毎年登っているが何度登っても飽きない山。だが最近は伐採・林道と開発の波が・・・

高野町からの毛無・猿政山遠望


RUTE & TIME
      (高度は参考値)

 登山口(940m)
  ↓ 0:45
 尾根分岐(1095m)
  ↓ 0:30
 山頂(1268m)
  ↓ 0:30
 尾根分岐(1095m)
  ↓ 0:30
 登山口(940m)

 時間は観察しながらの参考


梅雨の中休み、オオヤマレンゲの開花をねらって、猿政山に出かける。
広島出発10時と、もはや遅れをとった。今日は時間のことも考えてヤセ尾根コースと決めた。

登山口は冬に比べると胸くらいまでの草が一面にのびて分かり難くなっている。草をかき分け登り樹林の中にはいると踏み跡もはっきりし、早々に急な登りが続く。まだエンジンがかかってないだけに少々しんどい。
このコースは最初からブナ林の中であり、湯川コースに比べてみすぼらしい伐採地もなく、陽が照りつけないところが助かる。
ブナの原生林はすっかり葉が覆われてうっそうとして、サンカヨウはすでに紫色の実に変わりつつある。
イワガラミが巻き付いたブナの大木を見て右に曲がると、尾根にでて涼しい風にやっとめぐり会えひと休み。
2カ所ほど這うような登りがあるが、内尾谷コースに比べるとなんということはない。
尾根に沿ってブナ林が続き、ササの林床のなだらかな登りを当分行くと湯川からのコースと出会う。そのまま真っ直ぐしばらくで右に内尾谷からの急登道とあう。
登山道周りのササが背丈ほどの中に埋まるようになると山頂も近い。
左右に踏み跡があるところを左にとる。ここは下山時注意。オオナルコユリやヤグルマソウが丁度満開。

山頂はというと、なんと、昨年はなかった湯川中学校の校歌の入った大きな山頂の標識があるではないか。そして一等三角点には小さな屋根まで付いている。
まわりの景色は、周囲の雑木が背丈くらいまで伸びて全く展望が悪い。
冬だと目の前に鯛の巣山から大万木山、島根県の山々が望めるのだが・・・

下山は同じ往路を下る。
山頂からしばらくいって右折れを間違わないようくれぐれも注意!。なにしろ踏み跡は真っ直ぐの方がはっきりしているので、気をつけないとついそちらに進んでしまいやすい。多分あとで気がつくと思うが・・・その時は元に戻りんさい。
こちらに行くと道は少しづつ細くなって、ヤセ尾根の急な下りとなって、だんだんと踏み跡も分かり難くなってくるんだ。

下り始めるとガスが覆ってきた。時間も15時、登山者も下山し、すっかり静けさを取り戻している。
下山後、猿政山を望むと山頂はすっかりガスで覆われていた。





 Photo Report 

▲広大なブナ林が続くこの山の懐の広さは天下一品▲

登山口
早速ブナ林の急坂が続く 急な登りもある ブナの葉も深緑
稜線登山道から西側展望
尾根登山道 内尾谷側急登のホウ・トチの花 稜線歩きは気持ちがよい
山頂一等三角点



この山で見られたは・・・これ・・・●

・・・・・・・・・・
ヤマボウシ ミヤマイボタ
サワフタギ ミヤマガマズミ
サワフタギ 片が4枚だからツルアジサイ
タニウツギ ウスノキ

登山道は最初から最後までブナの樹林帯で、ミズナラ・サワグルミ等の広葉落葉樹が中心。林床はササの中にクロモジ等。
目指すオオヤマレンゲはどうだろう・・・まだつぼみもあるが半分くらい咲いているぞ!

外が白、中に橙色のこの花はなんともいえないいい花だ。この山のオオヤマレンゲは背丈も低いので目の前で見ることができる。
サンカヨウの紫の実もしっかり見たし、きれいとはいいがたいがヤグルマソウの群落も満開だった。
山頂付近の雑木のなかにはタニウツギのピンクの花が目立っているが、少し遅いのか。
この時期にしては十分目的達成で・・・Good!



しろきれいだ!
オオヤマレンゲ


・・・・・・・・・・
山頂近くにオオナルコユリが多い ブナ林の下にはタニギキョウが多い
下の方はコアジサイも開花 ふもとの道端はミヤマヨメナだらけ


なんともいえない サンカヨウ 美しいとはいえないが葉は目立つヤグルマソウ
     


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