広島・芸北    阿佐山    1,218m
ASAYAMA


山に登ったという感じのするふところの深い山だが、一等三角点の山頂は雰囲気・展望ともいまいち・・・だ

西ドーゲンからの阿佐山

RUTE & TIME 山歩きレポート
       (高度は参考値)

尾関神社(770m)
 ↓ 0:12
登山口(775m)
 ↓ 0:10
防砂堤沢渡り795m)
 ↓ 0:40
二十文峠(1040m)
 ↓ 0:25
阿佐山頂(1218m)
 ↓ 0:35
西ト゜ーゲン(1217m)
 ↓ 0:15
スキー場分岐(955m)
 ↓ 0:20
尾根分岐(965m)
 ↓ 0:45
スキー場出会(520m)
 ↓ 0:25
スキー場駐車場(350m)

大暮河畔の小関神社から未舗装の林道を歩き標識にそって登山口を右折れし、おぼつかにい丸木橋を渡る。まだ雪こそないものの周囲は未だ冬の様相だ。
堰堤下の大きな沢を石伝いに渡る。ここは水量が多い時には渡れないこともある。
沢の右側に沿ってゆるやかな登りが続くが、雪解け後とあって木々が登山道に倒れかかっているところが多い。
落葉樹の林はまだ全く芽も膨らんでいない。おかげで樹林内の山道からも遠くまでよく見通せる。
大きな山だけあってあまり急な登りは少なく、そうこうしているうちに沢筋から尾根へ。途中大きなブナの木が現れるが、ここが道中唯一の阿佐山展望地。
冬場だとまだ木々の間から向かいの稜線も望めるが、夏場だと山頂までここ以外全く展望がない。
おや、黄色い花が咲いているぞ。ダンコウバイだ・・・この山で初めて見た花だ。
登山道に所々残雪がみられるようになると稜線の二十文字峠に到着。ここにも古いブナの大木がある。

尾根道を左折れ。しばらくカエデ類とみられる二次林の小木林が続くが、その時・・・なんと、小雪が降りだした。しばらくするとあられに変わり、林床のクマザサの葉に当たってパラパラと一段と賑やかになる。

これも十数分でやむが、周りの様相はブナの小木林に。そして原生林へと変わる。、ブナの樹林帯の木間から遠くの山々を見通すことができ、夏場と全く違った印象だ。
どうやら、この山は木の葉の落ちた季節がおすすめという結論だ。
山頂は周りを伐採されているものの相変わらず視界は狭い。角の欠けた一等三角点が鎮座。
三年前来た時にはなかった無線小屋?が新たに建てられている。
横を見るとツノハシバミがまだ固いつぼみをつけている。

下山は丸瀬山への稜線から瑞穂スキー場へのコース。
まずは、西ドーゲンへ一旦下るが北側とあってまだ残雪がある。少し暖かくなっただけに雪もゆるく、深いところは50cm位でズボリスボリ埋まって歩きにくい。15分ばかりでここを通過コルからは雪も所々となり登り返すと西ドーゲン。
瑞穂スキー場はこの山頂まで続いている・・・自然破壊もいいとこだ。登山道の右はスキー場、左はブナの原生林と、なんと不似合いな自然と人工が共存している。
山頂はどこが頂上かよく分からない。

まっすぐ行くと天狗石山だがここは面白くもないスキー場の中を尾根に沿って北に。下った小屋からは雑木林のササ尾根に入りいくつかの登り下りをくり返し、丸瀬山手前を分岐の下山道に入り下山開始。

この道は結構急坂だ。昨日雨が降っただけに滑りやすく注意が必要。
下るに従いややっやっと!・・・スミレサイシンの花だ。タチツボスミレ・ミヤマカタバミ・エンレイソウの花もたくさんある。ここにきてやっと春の訪れを感じる。
タムシバも高度を下げるに従いつぼみからしだいに少しづつ開いた花の数が増える。
ショウジョウバカマも咲いている。おやおや、イカリソウまで赤い花を見せている。
再びスキー場に出て、この中を下る。周りの樹林を見るとタムシバが結構多い。沢のほとりにはミツマタが何本か丁度満開だ。近寄ってみると今が最高の見頃で美しい。クロモジの木も多くこの辺りでは満開だ。
周りの花に見とれているうちにスキー場の駐車場に到着。ここまで下るとヤマザクラやタムシバも満開。今日は最後のコースで自然をいっぱい楽しめた。満足満足・・・。


●登山道と山頂

−登山口から阿佐山頂−
尾関神社 橋を渡ると登山口 唯一の阿佐山展望地
峠が近くなると登山道にも雪が 尾根筋になると雪もない 冬は天狗石山も木間から望める
ピークを過ぎるとブナの大木も多い
少しかけた一等三角点 阿佐山頂 岩見冠山

−阿佐山頂から西ドーゲン−
阿佐山頂からしばらくはこんな感じ 西ドーゲンを見て残雪を下山 阿佐山下り道は雪
西ドーゲン山頂 瑞穂スキー場をとおして丸瀬山が
丸瀬山への稜線樹林の道 下山道樹林 スキー場駐車場から西ドーゲン




●花の季節となりました。山の達を・・・少し詳しく・・・●

−登山口〜阿佐山頂−
 ダコウバイ

枯木一色の登山道に可憐な黄色の花が。
葉が出る前に咲くが、これは雄花のよう。よく似た花があるが葉が3裂しているのでダンコウバイだ。
 ツノハシバミのつぼ

阿佐山頂の横にあったが何 かと思ってみるとこのつほみ。
これも葉の前に花が咲くの でそろそろか。


−西ドーゲン山頂−
 バイケソウの芽だし

西ドーゲン山頂にやっと芽
をだしていた。




 エンレイソウのつぼみ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
西ドーゲン山頂の登山道横
にやっとはを開きつぼみを
つけたエンレイソウがあっ
た。



−丸瀬山〜下山道−
 カンスゲ

ミヤマカンスゲと似ている
のでよくわからないが葉が
太かったのでカンスゲとし
た。

まちがっていたらゴメン・・・
 スミレサイシン

丸瀬山への稜線を少し下
ると次第にたくさん目につ
く。

花が先に咲くのでまだ葉
は巻いている。

 ミヤマカタバミ

どこにでもあるが清楚な
白い花が群生している姿
はいつみてもいい。


 エンレイソウ

まだ咲き始めのエンレイ
ソウ下山道のほとりに群
生し目を楽しませてくれ
る。

 ショウジョウバカマ

咲いた花はたった3本しか
見られなかったがやっと
咲いた。

これからというのはたくさ
んあったのでこれから道
の野ほとりを彩ることだろ
う。
 イカリソウ

開花はもっと遅いのかと
思っていたらもう咲いて
いた。




 ミツマタ

昔は紙用に栽培されてい
。沢筋に何本かあった
が今がちょうど見頃。
なぜミツマタかって・・それ
は枝
3つに分かれるから。
 クロモジ

雑木林に多いクロモジも
満開。

よく似た花が多いがこれ
が一番多く、香りもよいの
で嗅いでみたら・・・

  タムシバ

枯木の樹林に白く輝いて
見えるのでこの時期目立
つ。

ただ、尾根筋はまだつぼ
み。


下山していくにしたがい、
開いている花が多くなる。

ミズはスキー場の駐車場
辺りがちょうど満開。


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