楽しい四季の花観察
  
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も ど る


▲深入山の概要

国道191号線を戸河内から八幡方面にいくと、円錐形をしたハゲ頭の親しみやすい山が目に入る。
標高は1153mだが、誰でも40〜50分もあれば簡単に山頂に立つことができる。
山頂からはさえぎるものひとつなく芸北の山々を360度の展望が楽しめる。

この山の南から東面はシバ草原となっており昔の放牧地の名残りが伺がえるが、北から西側は2次林の雑木林だがまだ一部ブナ林も見られる。
結構植生も豊かで草花も四季折々に色々の花を咲かせ、自然のすばらしさを簡単に実感できる山ではなかろうか。
ひとつこの山にはどんな花が見られるのだろうか・・・ということで、この山の四季を通じた草花を観察してみたので紹介したい。




▲登山道と植物観察▲

私はこの山を大変気に入っている。山頂まで普通に登れば40分たらず、寄り道ををしながらゆっくり歩いても1時間あれば簡単に登ることができる。シバ草に覆われ、牧歌的で美しい草花が四季を通じて見ることができ、自然のすばらしさを実感できる山ではなかろうか。

最初に深入山へ登ったのは30年前、会社の山岳同好会の定例山行きだったと思う。当時は花にあまり興味がなかったにもかかわらず未だに蔵座高原の草原に立って見た多くの花々が結構印象に残っている。狭い曲がりくねった山麓を走る広電バスが唯一の交通機関で、戸河内の町から1時間半少々かけてやっとこの山に登ぼることができた。

この登山口周辺には、当時新設されたモダンなロータリーロッジと町営のレストハウスがあり家族連れの憩いの場所でもあった。登山ルートはこのすぐそばからのびた登山道にそってめざす深入山に登り、下山路は向深入山を経由して餅の木から三段峡を下る約6時間程のコースを歩く人が多かった。

今の深入山の周辺は道路や施設も整備され、向深入山との鞍部にあった牧柵あたりには国道もでき交通もいたって便利になっている。

この山の南から東面はシバ草原となっており昔の放牧地の名残りが伺がえるが、北から西側は雑木林でまだ一部ブナ林も見られる。山頂からはさえぎるものひとつなく芸北の山々を360度の展望で楽しむことができる。

現在、明確な登山道は蔵座高原からの正面登山道(駐車場正面からとグランドから谷筋を登る道がある)、いこいの村スキー場からの登山道、そして少し距離はあるが北側の小坂から樹林帯を通って登る3つの登山道しかない。昔は向深入との鞍部からの登山道もあったが、今はこの道を使う人もほとんどないようで踏跡も良くわからなくなってしまっている。

そもそも、この山を野草観察の対象としたきっかけは、昔の想い出と5年前の秋、臥竜山に登った帰りに立ち寄ったとき、山頂付近のムラサキセンブリの群落にみた強い印象であった。

改めて何度も登ってよく見ると、この山に咲く野草の特徴として種類はあまり多くないものの時の移り変わりとともに異なった花々が山のいたるところに一斉に咲き、その群落が次々と変わって見られることではなかろうか。

登山道周辺でも十分楽しむことはできるが、色々な花を楽しみたければすこし人目から離れて自由に歩き回ってみたい。山野草はシバ草原部が中心で、雑木林の林床には見るべきものは少ないように思う。草原では結構めずらしい花も見ることができ、山野草の好きな者には応えられない山であろう。

ただ登山道を外れた谷筋や草むらの中を歩くときにはマムシには十分注意が必要である。ちなみに、私は必ず長靴を履くとか自家製のマムシ除けスパッツなどにより防御するようにした。とはいえ、昔はいたるところに「マムシ注意!」の立看板が目に付いていたが最近はほとんど見かけなくなった。




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