広島県佐伯郡宮島町
白糸の滝




日本三景である宮島町の弥山を源流として急峻な沢を流れ落ちている白糸川にかかる滝である。
厳島神社の裏から大聖院に向けて白糸川に沿って弥山登山道大聖院ルートが登っており、途中沢からこの道が離れるところを沢沿いに登るとこの滝がある。
高さは13.5mで、滝口から流れ落ちた水は75度の傾斜のついたなめらに沿って流れ落ちており、滝壺には大きな岩があるためこれを見ることはできない。
水量が少ないので迫力不足は否めないが、上流から花崗岩のなめらで覆われた沢の最後の見所であろうか。
また、この滝のすぐ下流にも「下段滝」が見られる。



左岸下から見た白糸の滝


滝口、この上になめら滝が続く



白糸の滝上のなめら滝
傾斜をもって節理に沿って流れて白糸の滝に落ちている


その上には約5mのなめら滝をつくつている


白糸の滝からは上流さらに沢は続くが道はない。白糸の滝の周りは垂直に切り立ったなめらのため右岸の照葉樹林のヤブを遠く巻いて登るしかない。
雨後で滑り易く足場は良いとはいえないがなんとか滝上にたどりついた。急な30〜40度の傾斜をもって長さ約40mにわたって花崗岩のなめらの斜面ができており高さ約25mを節理に沿って水が流れている。
そしてその上に約5mのなめらの斜瀑があり、さらにその上流に登ってみると、さらに傾斜のなめらが続き、カーブしながら節理を線を描いて滝に流れ落ちている。
沢沿いをさらに登っていくと古い石積みの堰堤がありその上で一旦流れは平坦となり再び沢に戻る。



滝上もなめらが続く


さらにその上流は節理に沿って滝となって流れ落ちている


堰堤上部の滝
延々となめらは続き美しい流れも なめらを沢伝いに遡上する

堰堤から先は沢の中を遡上しなくてはならず、滑らないよう注意しながらなめらの沢を登る。
小さな淵をいくつか登ると約3mの滝が行く手を阻み、その先のやや右方向に大きななめら滝が顔を覗かせる。「出会い滝」のようだ。
しかし、これを見るためには右岸の少し上に行かないと良く見えない。
沢は滝があって登れないので右岸のなめらの斜面の小さなかかりを探しながら登ろうと思うと目の前に苦手のマムシがいる。仕方がないので少し先の厳しいところだが注意しながら登りやっと滝の見える所に着く。
約20mのなめらを流れ落ちておりなかなか良い滝である。
ここから先は滝をさらに遠巻きしなければ上に登れそうにないので、今日はここ迄で下ることとする。
急峻な谷がずっと続いているので、ゆっくりとこの沢を登って見たらまだ色々な滝も見られそうであるがまた後日の楽しみとしたい。


数mの小さな滝だが左を巻かないと登れない

出会い滝
なかなか見応えのある滝が


下段滝
高さ9mの下段滝


宮島弥山(赤い鳥居の後ろの谷の山麓に滝はある)


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15. 7.12