広島県廿日市市吉和
細見峡の滝


太田川の上流、吉和川の支流に細見谷はある。日本百名谷のひとつとして中国地方ではこの細見谷と大山甲川の二つしかない
細見谷へは立岩ダムから約4.4kmのところを吉和村への道から分かれて細見谷入り口にかかる十方山登山橋を渡り立野キャンプ場までは車で行ける。
しかし、ここから始まる細見谷は道もなく一般の人にはこの谷を遡上して十方林道まで歩くことは困難であるが、その素晴らしさは類を見ない。私も一度この谷を沢歩きのベテランについて遡上したが沢を登るのに必死で写真を撮る余裕もなかったが、この谷の素晴らしさは脳裏に焼き付いて離れない。
太田川との出合から谷の上まで400mの標高差の間には、深い谷の左右からいくつものたにが合流し水量も多く、大小の滝がかかって秘境をつくっている。この滝素晴らしい滝の数々を紹介する。



大竜頭

細見谷の中程、ホトケ谷との出合のすぐ上流にV字滝、そしてその上流にあるのが大竜頭滝である。
標高は約650mであるが、ここまで行くには谷を遡上するか、荒れた林道を1時間以上歩いて、さらに分かり難い斜面を約500m約1時間弱は歩かなくてはならず、一般にはまず困難といってよいだろう。
滝は高さ9mであるが3mと6mの二段になっている。水量が多いので迫力もあり、この谷本流で一番大きな滝である。



V字滝

大竜頭滝の下流約25mにあるこの滝は、高さは2.5m滝つぼは大きい。両岸の岩が狭まって素晴らしい景観を見せてくれる。



クロダキ

クロタキ谷の出合にかかる滝で緑の中を流れ落ちている。水量はあまり多くないが細く長い流れとなって本流に注いでいる。



二の谷

右の二の谷出合に向けて岩肌を豪快に流れ落ちているのが二の谷の滝。水量も多く立派な滝だ。



テンガタキ

一の谷と二の滝の間の左側の支流から出合に流れ落ちている。
水量はそれほど多くないが階段状の岩を飛び散りながら本流に流れる姿は美しい。


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